シネマカフェでは、11月に公開がスタートする映画を対象とした読者アンケート「11月公開映画で期待している作品は?」を10月16日~10月27日まで実施。今回、その結果を第1位から第10位までランキング形式にしてご紹介!
第1位『正体』(11月29日公開)
読者が1番期待する来月公開の映画は、染井為人による傑作小説を映画化した、横浜流星主演、藤井道人監督作『正体』。横浜演じる死刑囚・鏑木が、顔を変えながら日本を縦断し、各地で様々な人物と出会い、逃げ続ける姿を描く。先んじて、主演の“正体”が不明のまま、共演者の吉岡里帆、森本慎太郎(SixTONES)、山田杏奈、山田孝之の出演が明かされたことでも当時話題に。
今回行ったアンケートでは、「横浜流星×藤井監督、期待しかない これぞ横浜流星という演技が見れるかと思っている」と長編劇場映画では『青の帰り道』『ヴィレッジ』に続きく3回目のタッグに期待を寄せる声や、「『正体』小説を読んで原作の大ファンです。横浜流星さんがどんな風に鏑木を演じられるのかとても楽しみです」「横浜さん 山田さんはもちろん藤井組に初参加の森本慎太郎さんの演技に予告を見て期待しています」など、原作ファン・キャストファンからのコメントも届いた。
第2位『室井慎次 生き続ける者』(11月15日公開)
続いては、「踊る」シリーズ最新作として2部作で公開される『室井慎次』の後編『室井慎次 生き続ける者』。1997年の連続ドラマ開始以来、それまでの刑事ドラマとは一線を画し、警察内部の縦割り社会や上下関係、人間模様を描き、社会現象を巻き起こした「踊る」シリーズから、柳葉敏郎演じる室井慎次を主人公にした物語。
アンケートでは、「室井慎次は前編がとてもよかった。後編の行き続ける者で事件の解決と室井さんのこれからを見届けたい。松下洸平くんの出番も増えそうで楽しみです」「大好きな踊るシリーズ。敗れざる者も観たので、生き続ける者も観ます」「今月公開の『室井慎次 敗れざる者』が面白かったので、期待を込めて。早く続きが観たいです!」とシリーズファンから熱い声が寄せられた。
第3位『十一人の賊軍』(11月1日公開)
3位は、山田孝之と仲野太賀が主演を務める『十一人の賊軍』。「日本侠客伝」「仁義なき戦い」シリーズなどを手掛け、東映黄金期の礎を築いた脚本家・笠原和夫さんが1964年に執筆したプロットが、60年の時を経て映画化。『50回目のファーストキス』以来の共演となる2人が再び肩を並べ、死と隣り合わせの戦場を我武者羅に駆け抜ける。
山田と仲野をはじめ、尾上右近、佐久本宝、岡山天音、音尾琢真、玉木宏、阿部サダヲら豪華キャストが集結した本作。アンケートでは、「山田孝之の演技が楽しみ」などと俳優陣の熱演に期待を寄せるコメントが見られた。
第4位~第10位は以下の通り。
第4位『本心』(11月8日公開)
平野啓一郎の同名傑作長編小説を、主演・池松壮亮×監督・石井裕也のタッグで映画化。AIで母を蘇らせる青年を中心に、テクノロジーが進化する中で人間の心の本質を探るヒューマンミステリー。
第5位『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』(11月15日公開)
アカデミー賞作品賞・主演男優賞(ラッセル・クロウ)ほか5部門受賞のリドリー・スコット監督代表作『グラディエーター』の“その後”を24年ぶりに描く。本作の主人公は、前作でラッセル・クロウが演じたマキシマスの息子だ。
第6位『ヴェノム:ザ・ラストダンス』(11月1日公開)
トム・ハーディ主演、共同原案のシリーズ第3弾。深い信頼関係で結ばれ、最強最高のバディとなったエディとヴェノムの最終章を描く。
第7位『六人の嘘つきな大学生』(11月22日公開)
浜辺美波、赤楚衛二、佐野勇斗、山下美月、倉悠貴、西垣匠ら注目の若手が出演する、就職活動を舞台にした浅倉秋成の小説の映画化。優秀で善良な就活生6人の裏の顔とは――。
第8位『アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師』(11月22日公開)
内野聖陽が主演する、『カメラを止めるな!』の上田慎一郎監督最新作。税務署に務める公務員と天才詐欺師が手を組み、クセ者ぞろいのアウトローを集め、詐欺師集団アングリースクワッドを結成し、壮大な税金徴収ミッションに挑む――韓国ドラマ「元カレは天才詐欺師~38師機動隊~」を原作に、存分にオリジナリティを加えた物語。
第9位『ルート29』(11月8日公開)
詩人・中尾太一の「ルート29、解放」からインスピレーションを受け、姫路から鳥取を結ぶ一本道の国道29号線を旅し、脚本を完成させたロードムービー。綾瀬はるか演じる主人公トンボと、風変わりな女の子の旅が描かれる。
第10位『ロボット・ドリームズ』(11月8日公開)
第96回米国アカデミー賞長編アニメーション映画賞ノミネートをはじめ、アニー賞、ヨーロッパ映画賞、ゴヤ賞ほか名だたる映画賞を席巻した話題作。80年代のニューヨークを舞台に、ドッグとロボットとの友情が描かれる。
【シネマカフェ読者アンケート/11月公開の映画 期待している作品TOP10】
第1位:正体
第2位:室井慎次 生き続ける者
第3位:十一人の賊軍
第4位:本心
第5位:グラディエーターII 英雄を呼ぶ声
第6位:ヴェノム:ザ・ラストダンス
第7位:六人の嘘つきな大学生
第8位:アングリースクワッド 公務員と7人の詐欺師
第9位:ルート29
第10位:ロボット・ドリームズ
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(シネマカフェ編集部)