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1000万円以上の課金で“お人形”を目指した女性、「17歳で整形を始めてよかった」と痛感するワケ

2024年10月31日 16:21  女子SPA!

女子SPA!

整形前(左)と整形を経た現在の顔面課金みこぴちゃん!!
 理想のドールフェイス(お人形のような顔)を目指して、これまでに総額1000万円以上かけて美容整形を重ねてきた女性がいます。

「顔面課金みこぴちゃん!!」と名乗る彼女は、高校2年生で初めて二重の埋没手術をして以来、二重の全切開、脂肪吸引、いわゆる「骨切り」と言われる輪郭3点やルフォーSSROと、理想に向けてカスタムを続けてきたそう。

 普段はデザイン系の会社で会社員をするかたわら、実体験に基づく整形情報をYouTubeやTikTokで顔出しで発信中。そんなみこぴちゃん!!が、このたび初めての著書『死んでもかわいくなりたい!』を上梓しました。

 コンプレックスの塊だった思春期を経て、整形で自分を愛せるようになったと語る彼女が、自身の知識と経験を大公開する内容です。

 整形をしようか悩んでいたり、整形に不安を抱えていたりする女子の不安と疑問に答えたいという本書から一部を抜粋して、「整形を経てみこぴちゃん!!にどんな心の変化が訪れたか、整形によってどんな幸せが訪れたか」についてご紹介します。

◆恐怖の対象でしかなかった「写真」

 コンプレックスだらけの私にとって「写真」というものは恐怖の対象でした。特に、不意に写真を取られてしまったときは、消してほしいとお願いしてしまうほどで、写真を残しておくということも嫌だったんです。

 整形前は、原形がなくなるまで加工されたアプリでしか写真を撮ることができず、ふと友達になんの加工もないカメラで撮られると、現実を突きつけられてコンプレックスが加速していました。

 その写真を家に帰ってから加工アプリで何時間もかけて加工し、その顔になるためにはどんな整形が必要かと、泣きながらネットサーフィンをする夜も少なくありませんでした。

 今思えば、当時は精神的にかなりやられていたんだと思います。コンプレックスだらけの自分の姿から現実逃避するように、原形がなくなるまで加工をしまくっていました。

 整形をした今でも撮られた写真を見てまだまだだな……と思うことは多々ありますが、昔よりは写真に対する恐怖心は減り、思い出として写真を残せるようになりました。

 加工も整形の数が増えるほど薄くなっていき、原形がなくなるような加工をすることはなくなりました。いつか、なんの加工もしなくても、満足できる写真が撮れる日が来ることを夢見て、残りの整形も頑張りたいですね。

◆重度のガミースマイルで笑えなかった過去

 私は「ルフォーSSRO」という施術をするまでは重度のガミースマイルで、歯を見せて思いきり笑うということができませんでした(編注・ ルフォーSSROとは上顎と下顎の骨を切って三次元的に動かし固定する施術で、ガミースマイルの改善や中顔面の短縮効果がある)。

 できるだけ歯茎が見えないように力を入れて笑ったり、手で口元を隠して笑うことがほとんどだったんです。

 ですが、ルフォーSSROを行ってガミースマイルが改善したことで、笑顔にコンプレックスを感じるようになって以来、初めて思いきり笑うことができるようになりました。

 歯茎が見えないように不自然に力を入れなくても、手で口元を隠さなくても思いきり笑うことができたんです。

◆整形によって取り戻せた「本来の笑顔」

 そのときの感覚は、埋没をして初めてアイプチをしなくても二重になったときに似ていると思います。自分の中では絶対にできないと諦めていたことが、整形のおかげでできるようになって人生が180度変わる、そんな感覚です。

 周りからも「ルフォーをしてから明るくなったね!」と言われることが増えました。

 そのとき、整形はコンプレックスをなくすだけではなく、その人本来の笑顔までも取り戻すことができるものなんだ!と改めて整形の力を実感させられましたね。

 思い切り笑うことができるという幸せを噛み締めて、これからもたくさん笑って過ごしていきたいです。

◆早めに整形しておいてよかった

 私が初めて整形をしたのは高校2年生のときです。整形が一般化しつつある今でさえ、高校生で整形をするとなると驚かれると思います。私が初めて整形を行った頃は今以上に整形はマイナーで、周りで整形をしている子はほとんどいませんでした。

 そんな中、誰にも相談できず自分で情報を集めて整形に踏み込むというのはすごく勇気がいりましたが、私は高校生のうちから整形を始めてよかったな、と心の底から感じています。

 理由はいくつかありますが、一番大きな点は、人生を楽しめる時間が相対的に増えることです。

 整形する前は顔に対しての悩みが大半を占めており、先ほども話したようにファッションやメイクを素直に楽しめなかったり、恋愛に打ち込めなかったりと、私自身コンプレックスを解消した今の顔で学生生活をやり直したいなと思うこともあるくらいです。

◆ずるずると意味のない整形を続けないために

 早い時期からコンプレックスと向き合い解消することで、人生の中でコンプレックスに左右されずに楽しめる時期というのが増えると思います。

 また私は、ずるずると意味のない整形を続けないためにも、自分の中で整形をこの年までには終えたいなという目標があります。

 17歳から整形を始めましたが、その目標を達成できるかギリギリで最近焦りを覚えているので、もし成人してから整形を始めていたらと思うと怖いですね。きっと間に合わずに、中年になっても整形を続けることになっていたと思います。

 未成年での整形についてよく相談されるのですが、高校生以上で広告などに惑わされず、しっかり知識をつけることができるのであれば私はいいんじゃないかと思います。

 学生のうちは夏休みなどの長期休暇もありますし、休みの取りやすさもメリットの一つだと思います。私も学生の頃はいつも夏休みに整形をして、人目が気になるダウンタイム中は学校に行かなくて済むようにしていました。学生で整形を考えている方はぜひ、夏休みなどの長期休暇中に整形することをおすすめします。

<文/顔面課金みこぴちゃん!!>

【顔面課金みこぴちゃん!!】
カスタムドールを目指して美容整形に1000万円課金中。ピンクでフリフリでキラキラしたかわいいものが大好き!自分の経験を元に整形に関する情報をYouTubeやTikTokで発信しています。容姿にコンプレックスを抱くすべての人に届きますように