対ヤンキースとのワールドシリーズに臨んでいる大谷翔平(30)。大谷の活躍はレギュラーシーズンから海を渡って日本に、世界に届いている。また、日本の“痛いファン”の振る舞いも日本から世界に伝わってしまっている。
『Dodger Wives』。大谷が所属するドジャースの“奥様会”のオフィシャルアカウントだ。
「試合に駆けつけた選手夫人たちの姿、集合写真が投稿されています。大谷選手の奥様も当然、たびたび写真に収まっています」(野球ライター)
「まみたん居ない」
ここ最近は試合のたびに集合写真が投稿されるのだが、そこに真美子夫人が写ることはまちまち。どちらかというと少ないかもしれない。すると─。
《真美子さんは何処に…》
《まみたん居ない》
このような類いの日本語コメントが奥様会アカウントに多数、躍る。そして真美子夫人がいたらいたで、
《真美子さんだ♪いると幸せ》
《真美子さんが写っているだけで歓喜する大谷翔平選手&Dodgersファンなのでした》
《もうウォーリーを探せではなく真美子を探せになってる》
“内助の功”の差
「野球が好きなのか、大谷翔平が好きなのかもよくわからないファンたちに、“ガチ勢”なドジャースファンには痛い存在として忌み嫌われていますね。中には英語で“マミコの自由だろう”というような苦言も」(同・野球ライター)
異国で暮らす夫人にはこのような状況に同情の声も上がる。
《人付き合いが苦手な奥様だと地獄》
《旦那の職場の集まりにひんぱんに参加しなきゃとか最悪》
毎週のように夫の同僚の妻らとの会合に参加するのは確かに負担。プロスポーツでも一般社会でも日本ではなかなかない“風習”ではある。在米スポーツジャーナリストは次のように話す。
「“ワイブズ”こと奥様会は、日本人が思う以上の存在といえます。ただ試合のたびに食事会などをしているのではなく、MLB全体で積極的に行われている慈善事業についての相談と活動。欧米では一般的といえる“持つ者による、持たざる者への奉仕”を求められ、プレーする夫に代わってその事務作業を行うのが奥様たちといえる」
また、参加への意識については“内助の功”の差といえるものが。
「日本ではアスリートの妻は食事や家での休息を最大限サポートするのが務めのイメージが強いですが、そうした日本流は、メジャーの奥様たちにとっては“そんなことは家政婦に任せなさい”となる。スタジアムに顔を出し、表に立って夫を応援するのが妻の務めだと。こればかりは流儀の違いというか……」(同・スポーツジャーナリスト)
内容はまったく違えど、真美子夫人を求める気持ちは、奥様会と日本の痛いファンも同じ?