【動画】松田るかが唄う「かなさんどー」の曲にのせて涙を誘う予告編
モスクワ国際映画祭など各国の映画祭に出品され、日本映画監督協会新人賞を受賞した『洗骨』の照屋監督が自身のオリジナルストーリーを長編映画化した本作。主人公・美花を演じるのは、沖縄出身で連続テレビ小説『ちむどんどん』、大河ドラマ『光る君へ』ほか若手女優として幅広く飛躍し続ける松田るか。さらに、母・町子を堀内敬子、父・悟を浅野忠信が演じる。
解禁された予告編では、松田演じる娘・美花が7年ぶりに故郷・沖縄県伊江島に帰るシーンからはじまる。母・町子（堀内）はすでに亡くなっており、父の悟（浅野）は認知症で余命が危ぶまれている。美花は、母が亡くなる間際に助けを求めてかけた電話を取らなかった父を許せず、父に対して固く心を閉ざしている。だが、母が遺した日記を見つけ、父と母だけが知る愛おしい秘密を知る…。
ミステリアスな冒頭から一転し、「お父さんの前では綺麗でいたいさ」と優しく凜とした表情で語る母・町子の姿や、毎日を楽しく過ごし仲の良い家族だった頃の美しくも懐かしい思い出の数々があふれ出てくるような演出は、松田が自ら唄う「かなさんどー」の曲とともに涙を誘う。
あわせて解禁されたポスタービジュアルでは、ウェディングドレスをまとった美花と、父・悟に抱き上げられたウェディングドレス姿の母・町子が、どこか面影を重ねるようにレイアウトされている。長い人生の中で、人は何度も「後悔の念」を抱く。だが、それでもどこかでつながり合う夫婦・親子の関係性の「愛おしさ（かなさんどー）」を、照屋監督ならではのユーモアを交えて表現したビジュアルとなった。
また、ムビチケ前売券が11月1日より発売される。
映画『かなさんどー』は2025年1月31日より沖縄先行公開、2月21日より全国公開。
