東京国際映画祭のオープニングイベントが10月28日に開催され、綾瀬はるかや米倉涼子など錚々たる俳優たちがドレスアップした姿で登場。綾瀬と米倉は胸元を大胆に露出した黒のドレス、菊地凛子は淡い白とグリーンのシースルードレスなど、それぞれの美しさを引き立たせる装いを披露した。
「理解できない」
そんな中、橋本愛は胸元を覆い隠すような巨大な蝶のジュエリーに、唇の真ん中にピアスのようなアクセサリー、爪につけるネイルリングなど、かなり個性的な姿で登場。この姿がネット上で、
《橋本愛はこれで合ってるの?》
《ちょっと私には理解できないファッション》
《さすがに橋本愛でもこれは似合ってない》
と、ネガティブな意味で話題になってしまった。
「海外のアカデミー授賞式などでも同じですが、こういったドレスアップするお祭りのときにはどうしても女優さんの装いが“ジャッジ”されてしまいますよね。今回の橋本さんの服装も、バストアップの画像を見ただけだとちょっとびっくりしてしまうかも知れませんが、全身の写真を見ると個性的なのは上半身の一部分だけ。ドレス自体はシンプルなロング丈のブラックドレスで、逆にジュエリーが華やかさを添えている印象です」(ファッション誌ライター)
橋本の“ゴスロリ”愛
今回のドレス姿に限らず、これまでも個性的なファッションを見せてきた橋本愛。2019年、『FRIDAY』にプライベートを撮影された際には、ネグリジェのようなピンクのロングワンピースの私服姿が話題になった。
また、2022年の東京国際映画祭でも“ゴスロリ風”のドレスを身にまとい、『週刊朝日』のファッションチェック企画でドン小西から《(柴咲コウと戸田恵梨香を紹介した後で)ほかの2人のハイブランドのドレスに比べると洗練されてないところが、若い彼女らしくていいよ》と星3つの評価を得ている。
「橋本さんは映画『ハピネス』の試写会で、ファッションについて“私にとっては自分に対しての表現、自分を鼓舞したり、きょうの輪郭をかたどるために必要なもの”と話しています。ロマンティックなお洋服もギャル服も好きだと言っていて、かなり柔軟な考えを持っているよう。“高校生くらいのときにロリータファッションにハマっていた時期があって”とも語っているので、きっと今回の国際映画祭のドレスも、ご本人は楽しく着こなしていたのではないでしょうか」(前出・ファッション誌ライター)
確かに、今回のジュエリーやアクセサリーも“ゴスロリ風”を感じられるデザイン。これまで彼女が披露してきたファッションとの共通点が感じられる。
正統派の美形ビジュアルと、高い演技力で評価される橋本愛。彼女ならどんなにクセの強いドレスでも着こなせてしまう!?