大金を貸して戻ってこなかったら、怒る人が多いだろう。しかしそれをポジティブに受け止めようとする人もいるようだ。
北海道の50代女性は、「生まれて初めて付き合った彼氏にお金を貸した」経験を振り返った。初めは何の疑いもなかったのだろう。（文：長田コウ）
「必ず返すからと言われ、最初は1万円、次に3万円とだんだん値段が上がり、ゆうちょの定期預金にまで手をつけてしまい、70万ほどトータルで貸してしまいました」
「お金を貸すのを拒むと関係が終わると思い…」
当時の彼氏は、女性を騙し騙しねだっていたのだろう。その頃の心境を悔しそうにこう書いている。
「お金を貸すのを拒むと関係が終わると思い言いなりになり貸してしまいました」
結局、別れたまま、お金が返ってくることはなかった。この経験を冷静な態度で振り返っている。
「高い授業料だと思い、その後はお金を貸したりする事はありません。貸したお金は二度と返ってこないという教訓を学びました」
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