松重豊が監督・脚本・主演する『劇映画 孤独のグルメ』(2025年1月10日公開)の主題歌アーティストがザ・クロマニヨンズに決定。松重とザ・クロマニヨンズの甲本ヒロトは、学生時代のバイト仲間。約40年の時を経て、2人の奇跡の強力タッグが実現した。主題歌「空腹と俺」入りの予告編も解禁となった。
【動画】主題歌入り『劇映画 孤独のグルメ』最新予告映像
松重は映画監督を志し、上京。時を同じくして、バンドマンになるために上京した甲本ヒロト。そんな二人が奇跡的に出会うことになるのは、東京・下北沢にある中華料理屋「みん亭」(※みん=王へんに民)。たまたま同じ日に「みん亭」でアルバイトを始めることになった二人はすぐさま意気投合し、共に夢を追いかける学生時代を過ごすことになる。
松重の代表作であり、初監督作品となる『劇映画 孤独のグルメ』の主題歌を、結成18年目を迎え、人気が衰えることのない、甲本がボーカルを務めるザ・クロマニヨンズが担当することになった。この奇跡のコラボが実現できたのは、松重の熱烈なオファーから。松重は今回、いざ監督を務めることになった時に、「主題歌はどうしてもヒロト(甲本)にやってもらいたかった」と熱い想いを明かしている。そんな松重に、甲本も「今回こうして関われた、一枚かむことができたことに喜びがあるよね」と少し照れたように返していた。
主題歌タイトルは、この作品にピッタリの「空腹と俺」。腹を空かせる井之頭五郎(松重)と、そして本作を見て腹を空かせることになるであろう、すべてのお客様の心を代弁するかのような力強い楽曲。
今回の主題歌発表のために2人が訪れたのは、松重が“タイムカプセル”とも表現する、下北沢の「みん亭」。当時と同じアルバイト着に腕を通し、2人で店の前に並んで記念撮影を実施いたしました。40年前と変わらないお店の姿とアルバイト着から、当時に戻ったかのように、無邪気に笑いあった2人。尽きることなく思い出のエピソードが飛び出し、店内は大いに盛り上がった。
『孤独のグルメ』は、同名グルメ漫画(原作:久住昌之、作画:谷口ジロー)を原作に、輸入雑貨商を営む主人公・井之頭五郎(いのがしら・ごろう)が、営業先で訪れた土地で見つけた食事処にふらりと立ち寄り、食べたいものを独り自由に食す様子を1話完結で淡々と描いた“グルメドキュメンタリードラマの金字塔”。国内のみならず海外でも絶大な支持を得てシーズン10までシリーズを重ね、テレビ東京開局60周年記念特別企画として初めて映画化された。
主題歌「空腹と俺」、ふんだんに使用した90秒の最新予告映像では、今までベールに包まれていた、本作の物語のカギを握るシーンもたくさん盛り込まれており、本編を少し垣間見ることができつ。何やら、いつもの“孤独”からは想像できない、ワールドワイドにいろいろな事件に巻き込まれている様子の五郎(松重)。依頼されたのはただの“スープ”探しの旅ではなかったのか?
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