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シャープ本気のカメラスマホ「AQUOS R9 pro」登場 ライカ監修、広角カメラは1インチ超え

2024年10月30日 08:51  ITmedia NEWS

ITmedia NEWS

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 シャープは10月29日、新型ハイエンドスマートフォン「AQUOS R9 pro」を発表した。独ライカ監修のカメラを搭載しており、広角カメラには1インチを超える大型センサーを採用した。12月上旬以降に発売予定。


【クリックで表示】シャープが作った「本気のカメラスマホ」の詳細


 カメラは、広角・超広角・望遠の3眼カメラで構成される「バリオ・ズミクロン」を採用。3つのカメラ全てに5030万画素のイメージセンサーを搭載しており、広角カメラは1インチを超える1/0.98インチ、望遠カメラは他社と比較しても大型の部類となる1/1.56インチセンサーを採用。望遠カメラは最大20倍のデジタルズームにも対応する。


 超広角レンズは13mm相当(F2.2)、広角レンズは23mm相当(F1.8)、望遠レンズは65mm相当(F2.6)。その他、23mm相当(F2.2)の5030万画素インカメラ、14chのスペクトルセンサーも搭載する。本体側面には「シャッターキー」を搭載しており、キーを長押しすればカメラを起動できる他、半押しすることでフォーカスの固定も可能。Dolby Visionでの動画撮影もサポートする。


 SoCには、米Qualcommの「Snapdragon 8s Gen 3 Mobile Platform」を採用。ベイパーチャンバーによる放熱システムと、カメラリングの放熱を組み合わせることで、内部の熱を効率的に放出するという。12GBのメモリ、512GBのストレージを内蔵する。ディスプレイは6.7インチ Pro IGZO OLEDパネル(1~240Hzの可変駆動)、5000mAhの内蔵バッテリー、3D超音波センサー「Qualcomm 3D Sonic Max」を採用した指紋認証に対応する。おサイフケータイもサポートする。


 OSはAndroid 14を搭載。OSバージョンアップは最大3回、セキュリティアップデートは最大5年をうたう。独自の生成AI機能として「電話アシスタント」を搭載。留守番電話を要約して表示する機能の他、会話の中からキーワードを抽出してメモとして残せる機能も対応している。


 ショルダーストラップ同梱の純正ケースと、カメラリング用アタッチメントを用意。アタッチメントは市販のレンズフィルターを取り付けられるため、R9 proでユーザー自身の好みの色味や風合いの写真を撮影できるとしている。