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内田有紀、『燕は戻ってこない』で助演女優賞受賞「言葉の重みを感じております」<東京ドラマアウォード 2024>

2024年10月28日 22:11  クランクイン!

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内田有紀、『東京ドラマアウォード2024』授賞式に登場  クランクイン!
 女優の内田有紀が28日、都内で行われた『東京ドラマアウォード 2024』授賞式に出席。ドラマ『燕は戻ってこない』(NHK)で助演女優賞を受賞し、作品への思いを語った。

【写真】深呼吸する内田有紀がかわいすぎ! 『東京ドラマアウォード2024』授賞式の様子

 同アウォードは、市場性や商業性にスポットを当て、“世界に見せたい日本のドラマ”というコンセプトのもと、世界水準で海外に売れる可能性が高い優秀なテレビドラマを表彰。授賞式には内田のほか、草なぎ剛、石橋静河、若葉竜也、正門良規らが登壇した。司会は三谷幸喜と有働由美子が務めた。

 『燕は戻ってこない』は、桐野夏生による小説のドラマ化。お金も夢もない29歳の派遣社員・リキ(石橋)、元トップバレエダンサーで自らの遺伝子を継ぐ子を望む基(稲垣吾郎)、その妻で不妊治療をあきらめた悠子(内田)、それぞれの欲望が「代理出産」を通じて交差する様を描く。

 内田はあいさつの冒頭で「この空気を1回吸いたいと思います」と深呼吸。続けて「このような素敵な素敵な賞をいただけて、本当にうれしく思っております。ありがとうございます。助演女優賞という言葉の重みを感じております」とかみしめた。

 内田は司会の三谷に「助けて演じること、この意味ってなんだと思われますか?」と質問。三谷は「気の利いた答えが…」とうまい返しができず、内田は「三谷さんだと思って思い切り胸を借りるつもりで出てきてすみません(笑)」と笑った。三谷は「すみません、がっかりさせたかも」と反応し、会場の笑いを誘った。

 内田は作品について「血や骨や肉すべて私が演じた女性に染み込ませなければ向き合いきれなかった作品だと思っております」と告白。「みなさんが心強く私を支えてくださって、揺れながら、呼吸しながら、日々撮影に向き合えたと思っております」と振り返り、感謝した。

<東京ドラマアウォード2024 受賞作品・受賞者一覧>

■作品賞<連続ドラマ部門>
グランプリ:『VIVANT』(TBSテレビ)
優秀賞:『舟を編む ~私、辞書つくります~』(NHK)
優秀賞:『燕は戻ってこない』(NHK)
優秀賞:『不適切にもほどがある!』(TBSテレビ)
優秀賞:『アンメット ある脳外科医の日記』(関西テレビ)

■作品賞<単発ドラマ部門>
グランプリ:『デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士』(NHK)
優秀賞:『未解決事件 File.10 下山事件』(NHK)
優秀賞:『侵入者たちの晩餐』(日本テレビ)
優秀賞:『ブラック・ジャック』(テレビ朝日)
優秀賞:『生きとし生けるもの』(テレビ東京)
優秀賞:『PICU 小児集中治療室 スペシャル 2024』(フジテレビ)

■ローカル・ドラマ賞
『京都のお引越し』(朝日放送テレビ)
『琉球歴史ドラマ 阿麻和利 THE LAST HERO』(琉球放送)

■個人賞
主演男優賞:草なぎ剛『デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士』(NHK)
主演女優賞:石橋静河『燕は戻ってこない』(NHK)
助演男優賞:若葉竜也『アンメット ある脳外科医の日記』(関西テレビ)
助演女優賞:内田有紀『燕は戻ってこない』(NHK)
脚本賞:宮藤官九郎『不適切にもほどがある!』(TBS)
演出賞:金子文紀『不適切にもほどがある!』(TBS)

■主題歌賞
Creepy Nuts「二度寝」(『不適切にもほどがある!』主題歌)

■特別賞
山田太一(脚本家)