職場のトイレの状態は、働く際のモチベーションにも影響してくる。愛知県に住む30代前半の男性(専門職/営業/年収700万円)は、自身の職場に備わっているトイレについて
「以前の社屋でも必要十分に綺麗だったが、今年竣工したオフィスビルに移転したので、さらに綺麗で満足している」
と上機嫌だ。一方で「便器の数が少なく昼時は埋まったりすること」には、少々不満を持っているそうだ。なんと1フロアに社員が200人もいる職場なのだとか。(文:國伊レン)
7階建てのビルで女子トイレが1フロアにしかない職場も…
1フロアに200人なら、オフィスビル全体でみると膨大な人数が働いている事が予想できる。だが、ビル側もトイレの混雑は予想していたようで「ポータルサイトで個室の混雑状況や空室数も確認できる」仕組みになっているという。男性はこのシステムを活用してトイレが空いているフロアに移動して事を済ませており「一応はなんとかなっている」と語った。
トイレの混雑に関する投稿は他にも届いている。東京都に住む60代前半の女性(事務・管理/年収100万円未満)は、過去に働いていた職場のトイレが人数に見合っておらず
「7階建てのビルの4階に1か所しか女子トイレがありませんでした。個室も1つです」
と、必然的に混み合う環境だったことを明かした。特に昼休みが終わる時間帯は混雑が酷く、業務再開までに自席に戻れない事もあったそうだ。
「自分は短期間の契約でしたが、正社員の方は電話がかかってくる時間に席にいないことを上司から叱責されていました。ビル全体で女性従業員が何名いたのかはわかりませんでしたが、あまりにも少なすぎます」
生理現象である以上、トイレに行くのは仕方のないことである。職場にあるトイレはストレスなく使える状態であってほしいものだ。
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