ギター・デュオのSakurashimejiが、10月26日に実施された自身のフリーライブにて、ドラマ『カプカプ』の主演決定を生報告。コメントを寄せた。
【写真】ドラマ主演決定前に初めて2人でカプセルホテルに泊まっていたことを明かしたSakurashimeji
本作は、「ソロ活女子のススメ」シリーズ、「絶メシロード」シリーズ、「週末旅の極意~夫婦ってそんな簡単じゃないもの~」をはじめとしたテレ東深夜のライフスタイルドラマの新作。ホテルの宿泊費が高騰化する昨今、注目を集めている「カプセルホテル」がテーマとなる。
最近では、おしゃれで清潔な施設も急増し、女性の利用者も増加。休憩エリアあり、飯あり、酒あり、風呂あり、サウナあり、そしてひとりの寝るスペースありの究極の癒しのエンターテインメント施設となったカプセルホテルを舞台にした大学生2人の愛くるしいロードムービーだ。
就職活動を終え卒業を控えている大学4年生の沖田海斗と鷹見亮。性格は真逆だが親友同士の2人は、海斗のある目的のため、千葉から西を目指して自転車旅をすることに。お金がない2人は、旅の資金を節約するため初めてカプセルホテルを利用。最初は普通のホテルとは違う仕様に戸惑う2人だが、徐々にカプセルホテルの楽しみ方を見つけていく―。そして、右も左もわからない2人にカプセルホテルの魅力や過ごし方のコツを教えてくれる常連客との出会いが、社会人を間近に控えた2人にさまざまな気づきを与えてくれる―。
そんな本作の主演を務めるのは、スターダストプロモーションの男性アーティスト集団「EBiDAN」に所属するギターデュオ・ギターデュオ・Sakurashimeji(田中雅功、高田彪我)。2人はドラマ初主演となる。
この度、Sakurashimejiが10月26日に行った自身のフリーライブ内で、ドラマ主演決定をファンの前で発表。また、囲み取材にてドラマ主演の話を聞いた時の感想や撮影への意気込みなどを語った。
10月26日、東京都・有明ガーデンにて実施された『Sakurashimeji FREE LIVE TOUR 2024「明日を」』。フリーライブ終盤、全曲歌い終えたSakurashimejiが「ここで重大発表があります」と話すと、くす玉が登場。そのくす玉を割ると「主演ドラマ決定!」の文字が。ドラマ『カプカプ』に主演することが発表された。
報告を聞いたファンは大歓声を上げ、鳴り止まない拍手の中、田中は「(ファンの皆さんが)理解できずにポカンとする時間があるんじゃないかと心配でしたが、よかったです」と一安心。ドラマのタイトル『カプカプ』を発表した際にはファンから笑みがあふれる場面も。Sakurashimejiの2人が「撮影も始まっているんですよ」と報告をすると、ファンからは驚きの声も聞こえてきた。
熱気に包まれる中「この内容が新聞にも掲載していただけるみたいで、おばあちゃんへも自慢できちゃう」と田中は改めて喜びを伝え、大盛況の中、フリーライブが終了した。
囲み取材で、出演が決まった時の感想を聞かれた田中は「びっくりがまず大半を占めました。しかも2人が同時に主演になるのはなかなかないので。カプセルホテルが題材なのですが、泊まったことはありましたがそこまで深く知っているわけではなかったので、そこに対してのワクワクもありましたし、面白いものになりそうだなっていうのもありました」とコメント。
高田は「今まで舞台のキャストで2人揃ってみたいなのはあったんですけど、まさか『2人が主演で!?』『ドラマで!?』みたいな(笑)。すごくびっくりしましたね。ちょうどこの話をいただく数ヵ月前くらいに、初めて2人でカプセルホテルに泊まったんですよ。ご縁ですね」と明かした。
そして、田中は「カプセルホテルをテーマにしたドラマでカプセルホテルにフォーカスを当てた部分と亮と海斗のロードムービーでもあるので、2人の掛け合いだったりとか、どういう風に2人が関係性を構築していったのかとか、そういう2人の間にしかない空気感みたいなものを楽しんでいただけたら嬉しいです。たぶん亮の事も海斗の事も好きになるんじゃないかなと思うので、ぜひぜひご覧になっていただければなと思います」とメッセージを。
高田は「このドラマを見ていただくと確実にカプセルホテルにハマると思います。毎話カプセルホテルに泊まりますので、そこから聖地巡礼みたいな感じでもいいですし、自分で見つけたカプセルホテルっていう新たな発見をしにいくっていうのも楽しいと思いますので、ぜひドラマと一緒に楽しんでいただけたらなと思います」と言葉を寄せた。
水ドラ25『カプカプ』は、テレビ東京、テレビ北海道、テレビ愛知、テレビせとうち、TVQ 九州放送にて11月27日より毎週水曜25時放送。テレビ大阪にて2025年1月期放送予定。
※高田彪我の「高」は「はしごだか」が正式表記
Sakurashimejiの囲み取材コメント全文は以下の通り。
<コメント全文>
――今回2人でダブル主演ということですけれども「どんなシチュエーションで決まった」と言われましたか?また出演が決まった時の率直な感想お聞かせいただけますでしょうか?
田中:急に言われたんですよ。事務所の会議室に行って、いつもよりちょっとだけ大人が多くて、「なんだろう?」って思ったらこのドラマの話をそこで聞かせてもらったんですけど。びっくりがまず大半を占めました。しかも2人が同時に主演になるのはなかなかないので。カプセルホテルが題材なのですが、泊まったことはありましたがそこまで深く知っているわけではなかったので、そこに対してのワクワクもありましたし、面白いものになりそうだなっていうのもありました。
高田:今まで舞台のキャストで2人揃ってみたいなのはあったんですけど、まさか「2人が主演で!?」「ドラマで!?」みたいな(笑)。すごくびっくりしましたね。ちょうどこの話をいただく数ヵ月前くらいに、初めて2人でカプセルホテルに泊まったんですよ。ご縁ですね。
――カプセルホテルの魅力的な所を教えてください。
田中:実際に泊まった時は寝てすぐ出ただけなので、そんなに堪能していなかったんですが、撮影で実際カプセルホテルに行って体験すると、シンプルに楽しい空間だなというのがあって、僕はレトロ喫茶に行ったりするんですけど、そこに通ずるレトロな感覚もあったし、歴史も感じるし、でもカプセルホテルの建物自体が近未来感のあるデザインなので、そことのギャップも感じたりしながら、すごく面白い空間だなっていうのもありつつ、ご飯もおいしかったですね。撮影が始まったばかりなんですけど、どうやらカプセルホテルが進化しているらしいという情報だけは聞いていて、ここからどう進化していくんだろうっていうワクワク感もありますね。
――お芝居でセリフを通してお互い話すのはどのような感覚でしたか?
田中:何回か舞台で演じている姿は見てきているんですけど、ここまでガッツリ2人で芝居することはなかなかないので、「こいつは芝居をする時こういう癖があるんだ」っていう発見があって面白かったりしますね。役どころ的にも海斗に自分が似ている部分が多いので、普段の自分でいれる分、集中できますね。マンボウやしろさんにあてがきをしていただいてるとの事ですごく嬉しいですね。
高田:とにかく新鮮な気持ちもありつつ、ちょっとリラックスできる部分もあるんですよね、待ち時間もずっと喋ってるんですよ。チームSakurashimejiで固まって休憩時間とかを過ごしているんですけど、いつもの雰囲気もありつつ、リラックスをしながら、役どころでは普段の自分たちとは違う雰囲気を作ることを意識しています。
――毎回の豪華ゲストについての感想はどうですか?
田中:楽しみでもあり不安要素である部分ではあるんですけど、1話の撮影が終わったので、小手(伸也)さんとご一緒させていただいて、なんだかずっと不思議な気分でした。ずっと一方的にみている方でもありますし、そんな方が目の前でお芝居をしている。かつ、一番不思議な気持ちになったのは、カットがかかった瞬間の小手さんを見る瞬間ってやっぱりないので、俺らの特権だなみたいな気持ちにはなりましたね。
――共演の真矢ミキさんについてはどんなイメージをお持ちですか?
田中:本当に勝手なイメージですけど神々しそうだなっていうイメージがあります。ドキドキしてます。
高田:いや、もう昔からずっと見ている方とまさかこんな形で共演するなんで思わなかったです。楽しみですね。
――今日のイベントでお客さんにドラマ出演を発表されますが、応援してくれているファンの皆さんと喜びを共有できる事についてどんな風に受け止めていらっしゃいますか?
田中:逆にどんな風に映っているのかは気になりますね。今日のライブの最後にくす玉を割って、ドラマ主演の決定を報告するんですけど、お客さんは今、全く想像していないと思うので、理解してもらえるかも不安ですね、ドラマという文字を(笑)。理解した瞬間のお客さんの反応が楽しみだなと思っています。ちょうどツアーとも近い日程の放送日なので、それも合わせて全部が盛り上がっていく感じがしてとても楽しみだなって思っています。
高田:毎回ライブをやるっていうのは、その瞬間を不特定多数の人と楽しむっていうところが醍醐味でもあるので、今回ドラマに出演することでその機会が増えるっていうのは凄く嬉しい事ですよね。
――EBiDANの皆さんはドラマの事を知ってますか?
田中・高田:知らないと思います。どこからかももれていなければ(笑)。
――EBiDANメンバーには俳優業をされている方もいらっしゃると思いますが、アドバイスをもらいたいなとかありますか?
田中:仲が良い子とか何人かいるんですけど、確かに「ドラマ決まったんだよね」とかって話をしてもらっていたのに、俺一回も言ってないな(笑)。サプライズということで(笑)。なので、メンバーからドラマの「ここが大変」とか「こういうことに向き合うことが大変」みたいな話も聞いていたので、その話を一個一個思い出しながら、やれたらなと思います。
高田:最近EBiDANメンバーで「ドラマ出演!」っていう方が多くなってきていますし、普段ライブでしか会っていないので、全然演技の話とかもすることがなかったんですけど、これを機に色々話してみたいですね。
――EBiDANのメンバーでドラマに出ている人の活動は刺激になりますか?
田中:僕なんかは基本ずっと負けず嫌いなので、絶対何事に対しても勝ちたいので、今回も勝ちにいきたいと思います(笑)。
――本業のアーティスト活動に対しては、今回のドラマ出演でどんなことが音楽活動に持って帰れそうだと思いますか?
田中:行ったことない場所とか、食べたことない物とか、聞いたことない音とか、一個一個が反映される時は絶対に来ると思っています。それがクリエイティブな事だと思うので、この間撮影でカプセルホテルに行きましたけど、その経験が次の日に使えるかって言われるとそれは話は違うと思いますが、でもそれは絶対に財産になって、どっかで思い出して何かに使うって事は絶対にあって今までも何回もそういう経験がありました。泊まったことがあるカプセルホテルを題材にしたドラマに数ヵ月後に出るとかも経験しておくものだなって思ったし、名俳優の方々と一緒の空気を感じて何かを作り上げていくっていう経験もアウトプットできるなと思うので、僕らもまだ自分にどんなインスピレーションが浮かぶのか、未知の世界になるのか楽しみです。
――カプセルホテルは狭い印象があるのですが、癒しをどういうふうに得ることができますか?
田中:カプセル自体は寝るという事に特化しているので、秘密基地みたいな空間で童心をくすぐられたんですけど、でもカプセルホテルってカプセルだけじゃないんですよ、別のゆったりくつろげるスペースとか、ロビーとか、場所によっては豪華な温泉があったりとか、それこそ「ジートピア」は、サウナなどが充実していたりするので、十人十色の楽しみ方ができると思います。
――ご覧になっていただく方へのメッセージをお願いします。
田中:カプセルホテルをテーマにしたドラマでカプセルホテルにフォーカスを当てた部分と亮と海斗のロードムービーでもあるので、2人の掛け合いだったりとか、どういう風に2人が関係性を構築していったのかとか、そういう2人の間にしかない空気感みたいなものを楽しんでいただけたら嬉しいなと思いますので、たぶん亮の事も海斗の事も好きになるんじゃないかなと思うので、ぜひぜひご覧になっていただければなと思います。
高田:このドラマを見ていただくと確実にカプセルホテルにハマると思います。毎話カプセルホテルに泊まりますので、そこから聖地巡礼みたいな感じでもいいですし、自分で見つけたカプセルホテルっていう新たな発見をしにいくっていうのも楽しいと思いますので、ぜひドラマと一緒に楽しんでいただけたらなと思います。