単なる「いじり」のつもりでも、人が気にしていることを何度も言えば恨まれる。投稿を寄せた20代女性は、もう会いたくない人として「高校時代の同級生」を挙げた。「三年間クラスも部活動も同じだった」という友人は、その言動で女性の心身を確実にむしばんでいった。当時の女性は体が弱く、一年の大半が何かしらの病気で体調が悪い状態だった。(文:湊真智人)
「髪の毛が細く、毛量もなかったため、ハゲとからかわれることもあった」
女性が伝染性のない病気になった際、それをいくら説明しても、友人は「私は間違っていない」というスタンスで否定してきたという。しかも、もっと酷いこともされた。
「(私は)髪の毛が細く、毛量もなかったため、ハゲとからかわれることもあった。友達だと思ってくれていたのかもしれないが、嫌と言ってもやめてくれず、ずっと辛かった」
大事な友人にそんな心無いことを言うものだろうか。その影響は身体にも現れてしまったようで
「そのうち他のことも積み重なり朝ご飯を食べても胃が空っぽになるまですべて戻すようになった」
と深刻な状態に陥った。しかし通学は続けていたようで、「無事に卒業式を迎えられたのはとてもうれしかった」とも話している。
「許すことはないし、私から連絡を取ることは一生ない」
一方、友人の方は女性を友人として認識していたようで「誕生日や大学合格を祝ってくれた」こともあるそうだ。嬉しかったというが、それを上回るほどハゲと言われたことは「辛かった」、と女性は話す。
「未だに当時のことを思い出すと死にたくなる」
と語り、いまだに心の傷は癒えていないようだ。そのため、
「卒業してからはこちらから連絡することはなかったが、相手から来たときにはやんわりと断るようにした。今年に入ってからは、LINEは何ヶ月も未読無視しているし、インスタもミュートして距離を置いている」
と意識的に離れた。そのためか「社会人になってから戻さずに朝ご飯をしっかり食べられるようになった」という。絶縁したことで体調も着実に快復しているようだ。最後に、友人に対する思いをこう明かした。
「思い込みや言いがかりだ、と言われることは承知の上だが、許すことはないし、私から連絡を取ることは一生ない」
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