2024年10月26日 07:21 ITmedia NEWS
米Alphabet傘下の自動運転企業Waymoは10月25日(現地時間)、シリーズCラウンドで56億ドルを調達したと発表した。Alphabetが主導し、これまでのラウンドに続けてAndreessen Horowitz、Fidelity、Perry Creek、Silver Lake、Tiger Global、T. Rowe Priceが参加した。Waymoの資金調達はこれで3回目。累計で110億ドル以上となった。
この増資により、ロボタクシー事業「Waymo One」の提供を拡大していく。同サービスは現在、サンフランシスコ、フェニックス、ロサンゼルスで展開中だ。オースティンとアトランタでも、米Uberとの提携により、2025年から提供を開始する見込み。
また、AI搭載自動運転システム「Waymo Driver」を進化させ、さまざまなビジネスアプリケーションを長期的にサポートしていくという。
Waymoは8月、第6世代ロボタクシーとして中国吉利汽車の電気自動車ブランドZeekrのミニバンを発表した。10月には韓国Hyundai Motor Companyと提携し、Hyundaiの電気自動車IONIQ 5 SUVをWaymo Oneに追加すると発表した。