不倫はいけないことだとみんな口を揃えて言う。だがその割に、不倫経験があるという人は意外と多い。
東京都の30代女性は、自らの不倫体験を赤裸々に告白する。「あれは今から15年ほど前でしょうか」と語り始めた女性は当時20代で、彼氏と別れたばかりだった。一方で不倫相手は職場の12歳上の先輩で既婚者だった。「アラフォー」という先輩に惹かれた理由について、
「見た目は野暮ったくて小太りのオジサンだけど、海外生活が長く語学が堪能で、日本人と違う雰囲気に憧れの気持ちはありました」
と打ち明けた。不倫関係になるまでに、さほど時間はかからなかったようだ。(文:天音琴葉)
「細身のナイスバディで典型的な”そそる”体型」だった
先輩と二人で外回りしたあと、夕食を食べたときのこと。
「『オマエほんと面白いな!』と上機嫌の先輩とそのまま二次会、三次会と飲みに行ってアッサリ肉体関係に」
成り行きで不倫関係になったようだ。しかし前述の通り女性は好意を抱いていたが、既婚者である先輩の気持ちはどうだったのだろう。気になり、後日聞いてみたという。
「どうして私とこんな関係になろうと思ったのかと聞くと『正直、可愛いと思ってた。あと……今嫁が妊娠中であの日はムラムラしてたのもあって……ごめん』と言いにくそうに言われました」
女性は当時の容姿について、「細身のナイスバディで典型的な“そそる”体型」と表現する。体だけでなく、「モデル事務所に名刺を渡される程度には顔も悪くなかったんです」というから、知らず知らずのうちに、既婚の先輩をその気にさせていたのだろうか。
彼氏からは「無料ラブホつきの家政婦」扱いだった
「あそこで終わらせれば良かったのですが」と今でこそ思うものの、当時は先輩との不倫が心地の良いものだったようだ。
「今までの彼とは違う、家庭を持っている人ならではの落ち着いた感じや、こちらの考えを面白がって『若い子ってそういう考えするのか!面白いね~!じゃあこれについてはどう思う?』とぐいぐい聞いてくれる感じが嬉しくて」
少し前まで付き合っていた彼氏に、「無料ラブホつきの家政婦」というほど、ひどい扱いを受けていたことも影響したようだ。
「私はそのときの寂しさが拭えず、既婚者についハマってしまったんです。こんな私を面白いって言ってくれるなんて!と、勝手に舞い上がってました」
しかし所詮は不倫で、長くは続かないものだ。このあと女性の目が覚める出来事が起きたのだった。【後編】へ続く。
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