新人が定着しない職場は大抵どこかに問題がある。投稿を寄せた東京都の50代女性（年収250万円）は、以前働いていた高齢者介護施設の実態を赤裸々に語った。（文：國伊レン）
「新人が定着しなかったです。1ヶ月以内で、ほとんど辞めていきます。半年もいれば、ベテランの分類です。1年以上続いた人いません」
「業務量が多く残業が多い。仕事が単調で成長が期待できない」
かなり薄給の施設だったようで、女性は「人件費を払いたくないから、時給換算で、その土地の最低時給しか払わない」と言われたこともある。これではやってられないだろう。
しかも、給料が不当な理由で減らされていたのである。
「食事を注文してないのに、（給与から）天引きされていました。夜勤をしている人は、夜と朝の食事を注文してないのに、天引きされていました。施設側の収入源になっていました」
こんな待遇では、働き続けたいと思う人など1人もいないだろう。女性も劣悪な待遇に耐えかね、この会社を退職したそうだ。
また、京都府に住む50代男性（年収650万円）は、職場の新人が2人とも退職したと打ち明ける。
新人が退職した理由は「教育体制が整ってない。思っていた業務内容と違う。業務量が多く残業が多い。仕事が単調で成長が期待できない。人間関係」など様々あったそうだ。そんな会社なので、円満退社とはいかないようだ。
「わざわざ退職代行まで利用しなくても」
退職を言い出せないほどブラックな職場なのだろう。最近は人手不足で倒産する企業も多い。環境を改善しない限り未来はなさそうだ。
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