Text by CINRA編集部
入江悠監督・脚本の映画『室町無頼』の本予告編、本ポスタービジュアルが到着した。
昨年『極楽征夷大将軍』で『第169回直木三十五賞』を受賞した垣根涼介の同名小説を映画化する『室町無頼』は、「応仁の乱」前夜の京を舞台に日本史上、初めて武士階級として一揆を起こした蓮田兵衛と彼のもとに結集した「アウトロー=無頼」たちの戦いを描いた作品。東映の配給で2025年1月17日に公開される。
無頼漢で剣の達人、「歴史書にただ一度名を残す男」蓮田兵衛役を大泉洋、兵衛に拾われ、身も心も成長する才蔵役を長尾謙杜(なにわ男子)、才蔵に棒術を教え込む老師役を柄本明、民を虐げ、贅沢にふける有力大名・名和好臣役を北村一輝、高級遊女・芳王子役を松本若菜、幕府から治安維持と取り締まりを任される悪党一味の首領・骨皮道賢役を堤真一が演じる。
本予告編は兵衛が仲間とともに室町幕府に立ち向かう姿を描いたもの。才蔵の姿や、一揆の様子、兵衛とかつての友である道賢との一騎打ちのシーンが映し出されている。
本ポスタービジュアルは「世界を変えるのは人の力」というコピーとともに、刀を構える兵衛、兵衛と対峙する道賢、「六尺棒」を構える才蔵らの姿を捉えたもの。