夫婦は元はと言えば赤の他人だから、互いの言動に驚くことはあるだろう。千葉県の60代女性は、結婚前に夫にドン引きした出来事を回想する。
ファミレスで注文の品が決まり、店員を呼ぼうとしたときだった。
「彼が片手をあげて指を鳴らしたのです。『この人はいったい何をしたいのだろう?』と思ってしまいました。何処かの高級レストランにでも行ったつもりだったのでしょうか?」
今と違い昔のファミレスには各テーブルにオーダーシステムはなく、店員がオーダーを取りに来るのを待つほかなかった。それなのに指を鳴らすというキザな行為をされ、恥ずかしくなったのだろう。(文:天音琴葉)
「あー駄目だと思った」妻に引いた男性も
最後に女性は疑問を投げかけた。
「ですがその前にも先にも高級レストランに連れて行ってもらったことは一度もありません。いまだに謎です」
ただ、高級レストランであっても指を鳴らしてウェイターを呼ぶのはマナー的によろしくないとされる。夫はどこでそんな呼び方を覚えたのだろうか。
山口県の50代男性は、「あー駄目だと思った」と妻に引いた瞬間を次のように打ち明けた。
弟家族と受験生に人気の神社、太宰府天満宮に訪れたときだった。弟の長男が受験を控えていたため、「何もできないけど、応援はしたいから」とお守りを買って渡そうと思った男性。すると、「それ一番もらって困るやつじゃん」という妻の一言に引いたという。
「現実的にはそうかもってわかるけど、そんなもんじゃないじゃん。渡した後どこ行ったか分かんなくなってもいいじゃん。気持ち(だから)」
ただダメ出しするのではなく、お守りを渡す以外の応援方法を一緒に考えてくれたらまだよかったかも。男性は結局、甥っ子にお守りを渡せたのだろうか……。
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