仕事中でも「社員の家族が倒れた」という報告を受けたら、一刻も早く帰宅させるのが管理職の役割、人として当然の思いやりではないだろうか。投稿を寄せた40代男性は、許せない人物として勤務先の「ホテルの総支配人」を挙げた。きっかけは、一スタッフが「お父さんが倒れた」という緊急連絡を受けたことだった。(文:長田コウ)
「控え目に言って最低の人間」
チームのメンバーは、「すぐにでも帰って良いよ!」と口を揃えて言ったそう。そんな状況の中、総支配人だけは意見が違った。
「いや、16時からの会議は大事だから出席して欲しい」
総支配人の言うことなので、そのスタッフも出席せざるを得なかったようだ。しかし、いざ会議が始まると、「アイスブレイクかなんか知らんがどうでも良い話をダラダラ」。そのまま、中身のない会議が1時間半も続いた。その間にスタッフの父親に万が一のことがあったらどうするつもりだったのか。
男性も気が気ではなかっただろう。痺れを切らし、行動に出た。
「耐えきれず『彼は急用があるので抜けさせます』と帰らせた」
スタッフからすれば、救世主のように見えただろう。しかし、総支配人は納得が行かなかったようだ。男性はこう吐き捨てた。
「その後その総支配人『なんで途中で帰らせたの? 最後までいる方が先方に印象いいじゃん?』と言った。控え目に言って最低の人間」
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