城定秀夫監督の映画『悪い夏』が2025年3月20日に公開。ティザービジュアル、超特報が到着した。
『第37回横溝正史ミステリ大賞』優秀賞を受賞した染井為人のデビュー小説を映画化する『悪い夏』は、真面目に働いていた市役所勤務の公務員・佐々木が、ふとしたきっかけで犯罪行為に巻き込まれていく姿を描いた作品。
主人公・佐々木役を演じるのは北村匠海。脚本を『ある男』で『日本アカデミー賞』最優秀脚本賞を受賞した向井康介が手がける。配給はクロックワークス。
ティザービジュアルはビニールプールに足をつけ、ナイフを手にする佐々木の姿を捉えたもの。超特報には勤務先の役所の窓口で佐々木が苛立ちや怒りを爆発させる姿、「じゃあ、どうすればよかったんですか」と問いかける様子が映し出されている。
【北村匠海のコメント】
城定監督とは、いつかご一緒させていただきたいと思っていました。そしてそれが『悪い夏』で叶えることができて良かったなと、映画を見終わった後に改めて思いました。僕らはあの夏、ただただ悪かった。ただ良くなかった。上手く生きれなかった。そんな僕らを笑ってくれたら幸いです。優しい映画ではありません、かと言って暗い映画でもありません。ただひたすらに生きることに必死な僕らが泥や汗や体をぶつけ合って、なんか泣けたりなんか笑えたりします。スクリーンで皆様に届くことを楽しみにしています。
