BMSG代表取締役CEOのSKY-HIこと日高光啓氏とユニバーサルミュージック社長兼CEOの藤倉尚氏が10月23日、東京・原宿で開催された『UNIVERSAL MUSIC STORE HARAJUKU一周年/MARVEL&MAZZEL POP UP STORE開催記念イベント』で対談した。“スーパーファン”“推し活”の熱量の高まりによるオンライン時代の“オフライン”の重要性を熱く語った。
同イベントは、原宿・竹下通りの「UNIVERSAL MUSIC STORE HARAJUKU」が開店1周年を迎えたことを記念して行われたもの。ユニバーサルミュージック初のコンセプトストアとして2024年10月20日に開店し、BON JOVI、レディー・ガガ、宇多田ヒカル、HYDE、Ado、ME:Iら国内外のアーティスト18組、映画関連2作のポップアップストアを開き、年間30万人を動員した。
SKY-HIは原宿という立地について「日本に興味がある海外の方からすると、東京、原宿というのは結構頭の方に出てくると思いますし。原宿はカオティックを作り出さなければいけないみたいな使命感もある場所かなと思います」と話し、「音楽を主軸としたユニバーサルミュージックさんの『UNIVERSAL MUSIC STORE HARAJUKU』が存在感を示しているというのは、音楽業界全体にとって明るいニュースであるな、というふうに感じておりますし、そのアンバサダーにMAZZELを指名していただけるというのはこのうえない光栄です。MAZZELは『ほんのりと原宿っぽい』みたいな話をよくするんですけど、存分に原宿を発揮させていただければと思います」と、原宿とMAZZELの相性の良さをアピールした。
「まさしく」と賛同したSKY-HIは「本当に無限大。クリエイティビティーとか発想しだいで、アーティストのタグがついたものを世の中に生み出せるっていうのは、ビジネスとしても当然可能性がでかいところですが、それよりもっと純粋に楽しい」と目を輝かせる。10月24日から同所で開かれるMARVELとMAZZELがコラボした『MARVEL&MAZZEL POP UP STORE』をひと足早く内覧したSKY-HIは「純粋に楽しかった。あれも欲しい、これも欲しいという気持ちにもなりますけど、純粋に空間自体、体験自体が楽しい。そういうものを作れる場所があるということは、すごく夢があることだと思っております」と声を弾ませた。