2024年10月23日 17:12 ITmedia NEWS
アニメ制作会社クラウドハーツ(東京都杉並区)の公式Webサイトがつながらないと、X上で話題になっている。10月23日現在、同社のドメイン「cloudhearts.co.jp」のWhois情報を見ると、状態は「Deleted」でドメインの有効期限が切れているのを確認できる。
同社は4~6月に放送していたテレビアニメ「ささやくように恋を唄う」のアニメーション制作として参加していた。しかし同作の製作委員会は6月、11~12話の放送予定を延期すると発表。さらに8月には同作のBlu-rayの発売日についても、9月から2025年1月へ変更しており、その告知文の中で「第11話・第12話は、放送に向けて引き続き制作中です」と説明していた。
クラウドハーツは、アニメ制作会社の横浜アニメーションラボ(神奈川県横浜市)が分社化し、21年に設立した会社。当初、横浜アニメーションラボの公式Webサイトでは協力企業としてクラウドハーツの名前を記載していた。しかし5月以降から現在まで、その記載は消えているのが確認できる。
この件について、X上では「クラウドハーツが倒産した可能性大」「ささ恋どうするの?」など、困惑している反応が複数見られている。
なお、この件について横浜アニメーションラボに問い合わせたところ「当社から申し上げることはない」と返答があった。