読売テレビの“ゲーマー”西尾桃アナウンサーが、このほどYouTubeで自身初のゲームライブ配信を行い、深夜まで5時間半ぶっ続けでプレイ。異例の“仕事”となり、持ち味を存分に発揮した。
【動画】倒されても、倒されても… 西尾桃アナvs『魔界村』5時間半プレー動画 西尾アナは、休日は朝から翌日の朝までゲームに没頭することもあるほど、根っからのゲーマーで、YouTube「読売テレビアナウンサーチャンネル」では今年7月以降、5本のゲーム動画を公開。西尾アナが生まれる前に発売された超高難易度ゲーム『魔界村』に挑む様子が「天才的な素質アリ」「こんなオモロイ魔界村動画初めて見た」など、話題を集めてきた。
そして「絶対に魔界村の全面クリアを果たしたい!」という強い想いから、10月17日の土曜日に全面クリアを目指したライブ配信が実現。午後7時からスタートし「クリアするまで終われない」とされた。午後11時30分ごろに5面をクリアし、徹夜かとも思われたが…。さすがにストップがかかり、6面なかばで終了。深夜0時30分だった。
西尾アナは「私としてはまだまだやり足りなくて、正直クリアできるまで朝までやりたいんですが、会社ということですので…」と悔しそう。次回のリベンジに張り切り、個人ツイッター(@momo_ytv)も開設した。
ライブ配信中には視聴者ともやりとりし、攻略のアドバイスを求めるなど、飾らない素顔が明らかに。「会社という枠があってアナウンサーという安定感がある上での桃さんのキャラを満喫出来た配信 面白かったです」「まさか日を跨ぐとは」「次のチャレンジを楽しみにしてます」など大反響となった。
読売テレビにとっても、地上波×YouTubeの新たな挑戦。ORICON NEWSの取材に対し、西尾アナ本人と企画に携わる大田良平アナから独占コメントが届いた。
■西尾桃アナコメント
当日生配信を見てくれた皆様、本当にありがとうございました!
ゲーム実況をやりたいとお願いしたものの、こんなにも早く生配信をする機会がくると思っていなかったので、正直とても緊張しました。
ただ、始まってみると楽しくて、『魔界村』が面白くて、クリアできないことが悔しくて、何より視聴者の皆様とリアルタイムでお話できることが嬉しくて、長いようであっという間の5時間半でした。
本音を言うと朝まで続けるだけのゲーム体力はまだまだ残っていたんです…!長時間見ていただいたにも関わらずクリアする姿をお届けすることが出来なくて悔しくてたまりません。絶対にクリアするまで続けますし、また他のゲームタイトルにも挑戦していきたいと思っていますので、引き続き「桃のゲーム配信」を見守っていただけるとうれしいです!
■大田良平アナ(読売テレビアナウンサーチャンネル担当)コメント
西尾アナウンサーが大のゲーム好きということはずいぶん前に本人から聞いており、YouTubeでゲーム実況の企画をやってみようという話になりました。
『魔界村』というチョイスは、大田自身が小学生の頃になけなしの小遣いをはたいて夢中になっていたゲームであり、その難易度の高さから知名度も高く、本人が生まれる前に世に出たゲームをプレーするのも新鮮で面白いだろうと考えたからです。
『魔界村』のプレイ動画はこれまでに4本公開してきましたが、1本目の動画から非常に視聴者の反応が良かったです。ですが、前述のとおり非常に難易度の高いゲームということもあり、正直そろそろ完全クリアはあきらめて次の企画に移ろうかな、と考えていました。ところが、西尾アナから「途中であきらめるのは嫌だ!」と強い希望がありまして。ちょうどその頃読売テレビの技術局に今後の動画編集について相談を持ち掛けていたのですが、技術局の方から「だったらLIVE配信をやってみませんか?こちらで機材を組みますので」と提案をいただきました。技術系あるあるかもしれませんが、皆さんゲームはお好きなようで(笑)
また、これまで公開した動画のコメント欄に、多くの方が具体的なプレーのアドバイスを書き込んでくれていたこともありました。
そんな訳で、「よし、それならリアルタイムで応援をもらいながら、クリアするまでとことん配信しよう!」と、今回の企画に至ったものです。残念ながら「完全クリア」とはなりませんでしたが、全ステージ中もっとも難易度の高いステージ5をクリアしたのは見事でした。5時間半にもわたって応援コメントとアドバイスをチャットしてくださった皆さんのおかげです。
この先どうするかは未定なのですが、西尾アナがあきらめるとは思えません(笑)どうぞご期待ください。
また、YouTubeチャンネルは何より「アナウンサーの個性や強みを光らせる」こと。また、テレビをあまり観ないかもしれない若い世代にもぜひ読売テレビのアナウンサーたちを観てもらいたくて頑張っています。
地上波の番組ではなかなか時間がなく各アナの個性・強みを発揮できるタイミングは少ないです。その点、YouTubeであれば時間もたっぷりありますしアナウンスセンター内で自由に企画を考えることができます。読売テレビのアナウンサーは手前味噌ながら本当にユニークな面々で、普段の番組ではなかなか見せられていないさまざまな個性を持っています。それらを生かした企画を今後もYouTubeチャンネルで展開していきます!
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