データ入力や事務作業など、デスクワークは比較的人気のある仕事だが「向いてなかった」という人が少なくない。東京都の50代女性は
「広告代理店でお給料の入力業務。テンキーでひたすら名前、住所、数字を入力していました。背中と腕が痛く、もう二度とやりたくないです」
と吐露。同じ姿勢をずっととり続けなければならないのが体力的につらかったようだ。(文:林加奈)
「机と会議室の往復ばかりで目隠しして歩くような気分だった」
前出の女性のように、デスクワークが窮屈に感じる人はほかにもいる。東京都の30代女性は秘書を希望していて、求人票にも「秘書」と記載のあった法律事務所の求人に応募した。ところが
「想像していたような秘書業務ではなく完全な事務職でした。外部とのやり取りがなく表に出る機会もなく、PCに一日中向かっているような仕事で身体が受け付けませんでした」
という。なお、現在は「その失敗を活かし、オーナー企業の社長秘書をしています」とのこと。
また、東京都の50代男性は、事業企画の仕事をしていたとき
「外に出て現場の情報を得ることができず、机と会議室の往復ばかりで目隠しして歩くような気分だった」
と、回答。事業企画は新しい事業の立ち上げなどを行う仕事だが、完全なデスクワークで不満を感じたようだ。現在は営業の仕事をしているとのことだ。
どの人も向いていない仕事をすでに退職しているところが興味深い。向いていないと感じたら、転職を視野に入れてもいいのかもしれない。
※キャリコネニュースでは「自分には合わなかった仕事」をテーマに投稿を募集中です。回答はこちらから https://questant.jp/q/0Z10DUUI