子どもが大きな音を出すのは仕方ないことだが、近隣住民にとっては騒音として認識されることもある。愛知県に住む30代女性は
「子供が泣いて怒る度に警察や市の民生科や通っている学校や児童相談所に通報された。泣いている時間が5分ない時も通報をされた」
と、何度もクレームを入れられる事に疲弊していた。騒音に感じるラインは人によって違うため、難しい問題である。(文:國伊レン)
生活音程度のはずだが、下の階の住人が「尋常じゃない怒り方」で怒鳴り込んできて…
音に関する苦情に頭を悩ませる母親からの投稿は他にも届いている。山口県に住む30代女性は「(アパートの)下の方に騒音で何度も怒鳴り込まれました」と打ち明け、恐怖を感じた体験を語った。
女性には子どもが2人いたが、床にはジョイントマットを敷き、注意して生活していたため「生活音程度だと思います」と釈明する。アパートの他の住民には「静かだね」と声をかけられる事もあったそうだ。しかし、下の住人からすると騒音に感じたようで
「尋常じゃない怒り方でタトゥーを出して来られる事もあり、異常性を感じ子供達が刺されるのではないかと思い引っ越しました」
と怯えたように振り返った。当時住んでいたアパートは2階建てで、下の住人も含めて他の部屋からの生活音も聞こえていた。そうした造りに加え、自分が住んでいた部屋が長い間空き室だったことも影響したのだろうと女性は推測している。だが、それを加味しても、わざわざタトゥーを見せてまで脅してくるのはやりすぎだろう。
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