面接官は応募者を選ぶ立場とはいえ、社会人として失礼のない振る舞いを心掛けるべきだ。しかし、不運にも応募者を見下す面接官のエピソードが多く寄せられている。
投稿を寄せた埼玉県の60代女性は
「アルバイトの面接でしたが、担当者がペン回しをしながらでした。明らかにペン回しの練習がメインと感じたので不愉快でした」
と語る。面接中にペン回しとは失礼すぎる。業務時間外に練習してもらいたい。(文:林加奈)
「笑顔が見られなかった」という理由で3度も面接を受けさせられた女性
東京都の50代男性は今から17年前、とあるバス会社の運転手として応募し、面接に行った。
「質疑応答しているうち、自分が求職中ではありますが、母の面倒を見てると話したところ面接官から『スネカジリか』と聞こえたのを覚えています。もう運転手はやる気なくなりました」
ゆがんだ認識を本人の前でつぶやくとは失礼極まりない。
北海道の60代女性は、それまで勤めていた職場が遠方だったため、近隣の職場に応募した。ところが
「『笑顔が見られなかった』と面接のやり直しで、遠方から退勤後に3度も面接を受け、同じことを繰り返し聞かれた。面接終了後も紹介会社へ支払う金額を抑えたいと正社員のはずだったのに額面は同じだからとパートに格下げされた」
と、無茶なことをされた経験がある。笑顔がないだけで3回も面接をやり直しさせる必要があるのだろうか。面接の時点で違和感のある会社は、入社後の待遇も危ういかもしれない。
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