友情を終わらせようと思うからには、それなりの理由があるもの。他人を傷つけるような嘘により、友人と縁を切ったエピソードが寄せられた。神奈川県の50代女性が絶縁したのは「近所に住んでて誕生日も近くて、幼児期から幼稚園・小学校・中学校と一緒だった」という友人。ところが中学に入学してから、友人に異変が起きたのだ。(文:林加奈)
30年ぶりに友人と再会したが…「走って近寄ってきたから逃げた」
その友人は、女性をいじめのターゲットになるよう仕向けてきた。
「中学入学してすぐ、嘘の作り話で悪者にされて3年間、いじめの対象にされ、高校が別になったら急に電話や手紙・来訪と元に戻った時のようにべったり始まったから、一切関わらず」
そんな友人と先日30年ぶりくらいに街で偶然会ったが、「走って近寄ってきたから逃げた」と、女性は当然の対応を取ったという。
一方、嘘をつかれた側ではなく「嘘をついてほしい」と頼まれたエピソードもある。大阪府の60代女性は、高校からの友人からこんなことを頼まれたという。
「友人が結婚してすぐ『他に好きな人がいるから自宅近辺で旦那さんの悪口をふれ回って欲しい』と頼まれた。『離婚の時の理由にできるから』と。そんなことはできないと断ったら『親友なのに見損なった』と逆ギレされて、彼女のお母さんからまで抗議の電話がかかってきました」
身勝手な頼み事をしてきた友人を、女性の方こそ見損なったことだろう。
「『こんな私があなたとつき合ってあげたのにー』と言われて、とてもショックでした。確かに彼女のご実家は有名な資産家でしたが、そのことを自慢するようなことはありませんでした。やっぱり、そういうふうに思っていたんだと当時かなり落ち込みました」
いくら有名な資産家だからといってモラルに反するような頼みに応じるわけにはいかない。そんなつき合いはこちら側からお断りするべきだろう。
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