2024年10月18日 19:10 日刊スポーツ
競泳女子個人メドレーで21年東京五輪(オリンピック)200メートル、400メートル金メダルの大橋悠依(イトマン東進)が29歳となった18日、都内で現役引退会見を行い、競技人生での苦悩を振り返った。
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-「大満足の水泳人生」を点数で表すなら
本当は「120点」と言いたいんですけれど、やり残した、届かなかったことを1つ挙げるなら世界新記録の樹立。(400メートルで18年に)4分30秒を出した時に、もっともっと狙っていくべきだったという部分。95点にしたいと思います。
-コーチになって、どのような選手を育成したいか
ずっとイトマン所属で育ってきた選手が、五輪、世界選手権に、日本代表として出ていく。メダルを取る選手になるのが、一番の目標かなと思います。
-五輪や世界選手権で低迷が続く日本競泳界へ
(代表選考会で)派遣(標準記録)を切ることができている選手が多い中で、本番でタイムを落としてしまうことが多いと思う。メンタル面、スケジューリング、どう選考会から本番まで動くのか。そういった見えない部分も重要。「できることが、まだまだある」と思っています。