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西田敏行さん死因「虚血性心疾患」とは? 突然死の大半の診断名 「虚血性心不全」と同じ意味

2024年10月18日 17:14  日刊スポーツ

日刊スポーツ

西田敏行さん(2019年撮影)

17日に76歳で亡くなった俳優西田敏行(にしだ・としゆき)さんの死因が、「虚血性心疾患」であったことを18日、所属事務所が発表した。


虚血性心疾患の「虚血」とは、臓器に血液が供給されなくなった状態をいい、冠状動脈の動脈硬化性変化による狭窄(きょうさく)や閉塞(へいそく)などで発症する病気の総称。突然死の大半が「虚血性心疾患」といわれる。突然死亡するという状態を強調する場合に「虚血性心不全」の診断名がよく用いられるが、「虚血性心疾患」と同じ意味。


関係者によると、西田さんは17日も仕事の予定があったため、付き人が都内の自宅を訪ねたところ、ベッドで冷たくなっている状態で倒れていることを発見された。午後0時20分ごろ119番通報があり、その場で死亡が確認された。この日の発表では、午前6時ごろに亡くなっていたという。