俳優の遠藤憲一が18日、都内で開催されたドラマ『民王R』制作発表記者会見に、大橋和也、あの、山時聡真、山内圭哉、金田明夫と共に出席。10月17日に亡くなったことが報じられた俳優の西田敏行さんへの感謝を口にした。
【写真】なにわ男子・大橋和也、あのちゃんと会見に参加した遠藤憲一
本作は、2015年7月期に遠藤と菅田将暉のダブル主演で放送された『民王』の、9年ぶりの続編。前作で、心と体が息子と入れ替わってしまう事態に見舞われながらも総理大臣を務め上げた武藤泰山(遠藤)が、今作では全国民を“入れ替わり対象”として、毎話誰かとランダムに入れ替わってしまう。
冒頭、遠藤は「まず、ちょっとごあいさつさせてほしいんですけれども」と切り出し、「9年前の『民王』には亡くなられた西田敏行さんが出演されていました。昨日の訃報のことを聞いたばっかで、西田さんのことを話すとグッときちゃうんですけれども」と西田さんについて触れる。
遠藤は「8日の日に『ドクターX』の舞台あいさつでご一緒したばかりでした。その時にも舞台上で話したんですけど、『ドクターX』では私は西田さんの部下の役で」と続け、「西田さんがアドリブでいじりたおして、俺自身も知らなかったコメディ部分やシリアス部分をいっぱいいっぱい引っ張り出してくれました。そういうこともあって、今回みたいなコメディの面白い役をいただけるような俳優に成長させていただきました」と西田さんに感謝。
そして「西田さん、この場をお借りして、本当に感謝申し上げます。ありがとうございました」と頭を下げた。
ドラマ『民王R』は、テレビ朝日系にて10月22日より毎週火曜21時放送(初回拡大スペシャル)。