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水卜麻美アナ、亡き西田敏行さんの心遣いの“アドリブ”紹介「ずっと忘れられない思い出です」

2024年10月18日 10:40  日刊スポーツ

日刊スポーツ

日本テレビの水卜麻美アナウンサー

日本テレビ水卜麻美アナウンサー(37)が18日、同局系「ZIP!」(月~金曜午前5時50分)に出演し、76歳で亡くなった俳優西田敏行さんとの思い出を語った。


番組で訃報を伝え、菅谷大介アナから西田さんとの共演歴を聞かれた水卜アナは「確か6、7年前だったんですけど、番組の企画で、西田さんが出られているドラマにほんの少しだけ出演させていただく機会があって。私は完全にアウェーというか、全くの部外者であるので、どうしましょう、って緊張して行ったんですけど、始まる前から『よく来たね』っていう感じでニコニコって迎えてくださって」と天を仰ぐようにして回想した。


ドラマについて「しかも2人のシーンだったんですよ。私が覚えたセリフを言って、西田さんが何か返してくださる、そういうシーンだったんですけど、ガチガチに緊張して、しっかり覚えて行ってなんとかしゃべったら…ドラマって何度も撮るものなんですね、同じ場面を。それを、私がセリフを言って、おちゃめに返してくださるのが、全く台本と違う、こっちがクスッと笑っちゃうような返しで、しかも毎回違う風に、アドリブって言うんでしょうか、返してくださって」と手ぶりをまじえて紹介した。


さらに「しかもそれが、私がなごんで、場になじめるような感じに、クスッと笑わせてくれるアドリブを毎回返してくださったんですよ」と、西田さんのアドリブ力を感慨深げに語ると。「だから私は『すみません、部外者で』と思って行ったのに、ああ、あの西田さんに会えた上に、アドリブまで目の前で拝見して、こんなに優しくしていただいて、って本当にいい思い出で、頭に残っていて、本当にずっと忘れられない思い出です。本当にすてきで優しい方でした」と感謝した。


菅谷アナも「西田さんって本当に、相手の方の魅力を存分に引き出してくださる方なんだな、という風に思いますし、それだけ優しい方なんだなと思いますよね」と語った。