入社してすぐ、自分とは雰囲気が合わないな、と思ったら身の安全のためにも、退職を視野に入れるべきだ。
東京都の30代後半の女性(サービス・販売・外食/年収250万円)は、ECサイト運営の会社に、「年収400万とエージェントの紹介」があったため入社した。しかし、実際の年収は360万円で大きく異なっていたのだ。ほかにも、
「会長の息子が社長の典型的なトップダウン企業で社長の一声が大きくパワハラとも捉えられるようなことを初日から言われて無理と感じた」
と入社早々、我慢の限界に達したようだ。(文:長田コウ)
3日で辞めた女性はほかにも……
結局女性は、この会社を3日で辞めたが、後悔はないようだ。
「最初はせっかく転職できたのにと後悔しましたがその後に自分に合う環境の会社と巡り会えたので今は満足。いろんな会社があると勉強になったし、今後自分が働く上での指標となった」
宮城県の60代前半の女性(年収350万円)は、介護系事務の職場を3日で辞めたそう。事務受付の担当は女性一人だったため、多忙な日々だったようだ。
「来客者対応、電話対応、労務管理、経理(小口現金、システム入力)、総務全般を行う。周りは手伝うことはなく、イライラをこちらにぶつけてくる」
時給は最低賃金だったらしく、なおさらやる気は失せる一方だったろう。辞めた今となっては、このように当時を振り返る。
「何でこのようなしんどい仕事をやろうと思ったのか疑問。辞めて満足」
「事務とはいえ、介護業界独特(企業風土とか)な雰囲気が、自分には合わなかった」
※キャリコネニュースでは引き続きアンケート「仕事を即行でやめた人」を実施しています。回答ページはこちら https://questant.jp/q/HF78WM9H