映画『ソウX』より、猟奇殺人鬼ジグソウの弟子アマンダを演じるショウニー・スミスが復活の裏側を語るインタビュー映像が解禁された。
【動画】「本当に夢みたい」ショウニー・スミス、『ソウX』で18年ぶり復活に歓喜!
本作は、ジェームズ・ワン監督が手がけた2004年の第1作以来、猟奇殺人鬼“ジグソウ”が命を粗末にする者に仕掛ける生死を懸けた戦慄(せんりつ)のゲームや予想がつかないストーリー展開を描いてきたサイコスリラー映画『ソウ』シリーズの最新作。
今回は『ソウ』と『ソウ2』の間の物語。ジグソウの最も個人的な知られざるゲームが描かれる。『ソウ』シリーズの生みの親であるジェームズ・ワンとリー・ワネルが製作総指揮を手掛け、ジグソウ役のトビン・ベルと、アマンダ役のショウニー・スミスが再び登場する。
シリーズ1作目『ソウ』(2004)でゲームからの生還を経て、ジグソウの思想に感化されたアマンダは弟子入りを志願し、続く『ソウ2』(2005)、『ソウ3』(2006)でジグソウの後継者候補として暗躍するが、悲惨な死を遂げてシリーズから離脱することに。
インタビュー映像で、アマンダ・ヤングを演じるショウニー・スミスは、18年ぶりの再演となったことに「最初のころのアマンダに戻れるなんて。制作スタッフや脚本家、ファンのおかげよ」と喜びをあらわに。時間を巻き戻し、ジグソウことジョン・クレイマーとアマンダを再登場させるというアイデアが実現したことについて「夢みたいよ」と心境を語った。
アマンダ・ヤングとジョン・クレイマーの関係については「電池の切れた人形みたいだったけど、自分を取り戻し彼(ジョン)を愛するようになる」と、自暴自棄になっていた彼女がゲームによって命の大切さを説いてくれたジョンに心酔するようになる過程を解説。一方、弟子となったアマンダについて「ジョンは彼女を自分の後継者にしたいと思ってるけど、実力を認めるまで継がせることはない」と師匠の考えを分析した。
■長年交流するファンの呼称は「アマンダ族」
シリーズ3作目をもって出演は最後となっていたスミスだが「長年イベントで数世代のアマンダのファンに会ってきた」と、ファンとの交流は続けてきたことを明かし、さらには「彼らをアマンダ族と呼んでいる」とファンの呼称までつけていることを告白。「誰もがとても情熱的で、彼女に対する気持ちが溢れていたわ」と語るように、ファンの熱量の高さに驚いたという。
続けて「18年を経て戻れるなんて考えたこともなかった。アマンダのことは過去の思い出になってたから」と語り、もはやかなうことはないと思っていたアマンダを再び演じるきっかけとなってくれたファンに向けて「多くのファンに私の愛を伝えたい」と感謝を述べた。インタビューの最後には感慨深い表情で「本当に夢みたい」と心情を吐露した。
映画『ソウX』は、10月18日より全国公開。