働いていて「この会社ダメだな」と感じたことはあるだろうか。投稿を寄せた30代男性(事務・管理)は、とある人材派遣会社で総務として働いており、あまりにもブラックな職場に辟易している。
まず、この会社は「募集要項がことごとく嘘」だった。昇給は年4回、賞与は年2回と書かれていたが、入社してみるとどちらもまさかの「0回」。求職者を騙して入社させる時点でお察しだが、実態は想像通りのブラック企業だった。(文:國伊レン)
営業インセンティブを「支給日の2日前に改定」、9割減になった社員も多数
この会社は、社員に「退勤時間を強制的に所定労働時間に揃えさせる」ことを強要していた。退勤時間があまりにも遅い場合でも、残業扱いにさせないために「自主的なタスク整理の為」と理由を書かされていたそうだ。
姑息な手段で人件費を切り詰めようとしているようだが、さらに酷いのは「営業部門のインセンティブを支給日の2日前に改定」した事である。成果に基づく報酬をモチベーションに頑張っていた社員にとっては冗談ではない。この改定により、インセンティブが90%以上カットされた社員も大勢いたそうだ。
どうやら、こうしたブラックな職場環境の主な原因は役員にあるようだ。投稿者の男性は
「役員からの連絡を5分以内に返せないと詰められる」
「役員が社員の悪口を楽しそうに談笑」
と、彼らの醜悪な実態を打ち明ける。その他「PDFで控えのあるデータをわざわざ紙で印刷させる」こともあるそうで、昭和の悪い部分を詰め込んだような人物が実権を握っていた模様だ。
会社はこうした実情を隠しており、役所に届ける書類は「改竄の嵐」なのだとか。おまけに提出期限も守らずほぼ毎回遅れているそうで、総務として働く男性の心労が思いやられる。
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