1993年公開のスティーヴン・スピルバーグ監督作『ジュラシック・パーク』から、2022年に公開された『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』まで、実に6作品に渡って、イアン・マルコム博士を演じてきたジェフ・ゴールドブラム。しかし、これから先もずっとマルコム博士の姿を見られるとは言い切れないようだ。
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10月8日に発売されたTotal Film誌のインタビューで、ジェフは「イアン・マルコムは、夕陽の中に消えて行ったかもしれない」とコメント。カムバックについては、「もしかしたらね」と言葉を濁したそうだ。
クリス・プラットとブライス・ダラス・ハワードが主演し、オリジナルキャストのジェフとローラ・ダーン、そしてサム・ニールがカムバックを果たした『新たなる支配者』は世界で大ヒットを記録するも、批評家からの評価はあまりよくなかった。
ジェフはこれについて、「いろんな意見がある。良い作品を作るのは難しい」とコメント。しかし、撮影、特に「ローラ・ダーンやサム・ニールと再び共演したこと」は「すごく楽しかった」と語り、「成功と契約に対する責任を果たすことに注力した」と明かした。
マイケル・クライトンの小説を基に映画化された「ジュラシック」シリーズだが、2025年7月に、最新作となる『Jurassic World Rebirth(原題)』が公開される予定。『ザ・クリエイター/創造者』や『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』のギャレス・エドワーズがメガホンを取り、オリジナルと続編『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』を手掛けたデヴィッド・コープが脚本を担当。スカーレット・ヨハンソンとジョナサン・ベイリー、マハーシャラ・アリらが出演する。
「次の作品」についてジェフは、「友人のスカーレット・ヨハンソンと、『ウィキッド ふたりの魔女』で共演した新しい友人のジョナサン・ベイリーが手綱を取るから、彼らの活躍が待ちきれない。いいアイディアだと思うよ」と語っている。