1997年に不幸な事故でこの世を去ったイギリスのダイアナ元妃。弟で、葬儀の際には妃の息子であるウィリアム皇太子やヘンリー王子と共に葬列に加わったことでも知られるチャールズ・スペンサー伯爵は、今でも「ほぼ毎日」、姉の墓を訪ねているそうだ。
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Peopleによると、現地時間10月15日に放送された英情報番組『グッド・モーニング・ブリテン』に出演したスペンサー伯爵が明かしたそう。ダイアナ妃の眠る場所へはボートでのみ行くことができ、一般の立ち入りは禁止されている。伯爵は「先週、姉の最も親しい幼なじみの一人が来てくれて、島に滞在しました。すごく素敵なことでした」と語っている。
1997年8月31日にパリで自動車事故に遭い、35歳の若さで亡くなったダイアナ妃は、スペンサー家が代々所有する地所オルソープにある池の中に浮かぶ小島に埋葬されている。ヘンリー王子の回顧録『SPARE(原題)』によれば、かつては小島に渡るための橋が掛けられていたものの、今は安全上の理由から撤去されているそうだ。
回顧録では、母の没後25年の2022年に、初めてメーガン妃を連れて母の墓前に参ったエピソードについても言及し、ボートで渡る際、頑固な泥地を抜けるまで叔父のスペンサー伯爵に押し出してもらったと綴っているそうだ。