YOSHIKI(C)モデルプレス 【モデルプレス=2024/10/16】X JAPANのYOSHIKIが、10月までに発生したアメリカでのハリケーンを受け、自身が運営する米国非営利公益法人501(c)(3)「YOSHIKI FOUNDATION AMERICA」を通じ、10万ドル(約1500万円)を寄付したことがわかった。
【写真】4000万で落札されたYOSHIKIのクリスタルピアノ
◆YOSHIKI、米ハリケーンの被災地に約1500万円寄付
YOSHIKIは、現地時間10月15日、アメリカで大きな爪痕を残した大型ハリケーン「ヘリーン」と「ミルトン」の被災地復興支援のため、「YOSHIKI FOUNDATION AMERICA」および、グラミー賞を主催するレコーディング・アカデミーのチャリティ財団「MusiCares©」を通じて、10万ドルを寄付。「自分一人の行動は小さなものかもしれませんが、この行動を通じて、支援の輪が広がっていくことを願っています」とコメントしている。
これまでにもYOSHIKIは、災害による被災地支援を幾度にもわたって行っており、今年1月に能登半島地震による被災地支援のため「YOSHIKI FOUNDATION AMERICA」から1000万円を寄付し、さらに愛用していたクリスタルピアノをチャリティーオークションに出品し、その落札金額4,000万円を含む合計5000万円を日本赤十字社に全額寄付。4月に発生した台湾東部での地震では、1000万円を台湾赤十字組織(中華民国紅十字会)に寄付している。
1995年の阪神・淡路大震災では被災地の小中学校にピアノを寄贈し、2009年には中国・四川大震災の被災地に楽器と音楽室を寄贈。震災孤児となった子供たちをX JAPANのコンサートに招待した。
2011年の東日本大震災においては、継続的な支援を実施。震災発生後すぐに自身のクリスタルピアノをオークションにかけた収益金など合計1300万以上を寄付したほか、2015年にはX JAPANの震災復興ライブの収益金2800万円以上、2016年には自身のドラムセットをオークションにかけた収益金600万円以上を寄付。さらに、2016年の熊本地震の際に1000万、2018年の北海道胆振東部地震の際に1000万、2019年の房総半島台風の際に1000万円、2019年の東日本台風の際に1000万円の寄付を実施。また、2020年には被災から9年経つ東日本大震災の被災地支援のため、日本赤十字社へ改めて1000万円の寄付を行っている。
2022年から2023年にかけては、ウクライナおよび周辺諸国で増大している避難民のために、国際移住機関(IOM)へ3度にわたり合計3000万円の支援を実施。コロナ禍となった2021年には、メンタルヘルス問題を抱える音楽クリエイターや業界関係者を支援するため、音楽チャリティ団体へ日本円にして1000万円以上の寄付を行うなど、様々なチャリティ活動を行なっている。
このように、国内外において長期的な社会貢献活動を行ってきたことが高く評価され、YOSHIKIはForbes Asiaが選ぶ2019年の「最も優れた慈善家30人」に選出。2021年には「国立国際医療研究センター」に1000万円を寄付するなどの支援を行なったこともあり、「紺綬褒章」を受章している。(modelpress編集部)
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