過去に大きな失敗をやらかした“しくじり先生”たちが自らのしくじった経験をさらけ出し、人生の教訓を伝授してくれる反面教師バラエティ『しくじり先生 俺みたいになるな!!』。今回の配信回では、“筋肉界のカリスマ”プロボディビルダー・横川尚隆が登壇。筋肉を追い求めすぎたことでさまざまなしくじりを体験した横川先生が、“筋トレに沼りすぎて地獄を見ないための授業”を行った。
【写真】なぜ辛い思いをしてまでテレビに出るのか 理由にツッコミ殺到
番組冒頭では、20代~50代の社会人で41%の人が筋トレをしているというデータを発表し、健康のために筋トレをする人が急増している中でも、「筋肉に没頭しすぎると予想外のしくじりを生んでしまう」と警鐘を鳴らした横川先生。自身も筋トレに没頭するあまり「体調不良の連続・彼女と破局・住む家がなくなり借金600万円」というしくじり状態に陥ってしまったと打ち明ける。そんな横川先生の授業では、「横川尚隆直伝!しくじりマッチョの作り方~筋肉を求めた先に起こる『3大地獄』~」と題し、先生の実体験をもとにいきすぎた筋トレの先に待ち受ける地獄について解説した。
1つめの地獄について「とにかく体調を崩しやすい」と明かした先生は、“オープンウインドウ”という激しい運動をした直後一時的に免疫力が低下する現象によって、筋トレをやりすぎると免疫力が下がり体調不良になりやすいと説明。さらに先生は「365日タンクトップ、時々パンイチ」というマッチョタレントの悲しき宿命があるとし、「(タンクトップが)ユニフォームになっているのでこれで仕事をしないといけない」「ほぼ確実に毎回の収録で体調崩す」と打ち明けた。
次に2つめの地獄は“すぐお腹を壊す”ことだとし、「同じものを同じ時間に食べる無限ループ」という食生活を送っているため、「普段と違う高カロリーな食事をすると胃がびっくりしてすぐお腹を壊す」と明かした横川先生。また、ここでも「デカ盛り・大食いロケのオファーがくる」というマッチョタレントの宿命があるとし、「食べないと『マッチョなのに食わないんだ』って空気になっちゃうので、とにかく詰め込む、お腹下すのは覚悟して」と語った先生。そこで、「それでもタレントの仕事はやりたいんですか?」と質問が飛びますが、横川先生は「タレントの仕事好きで、すごく楽しい。仕事って感覚がない、遠足みたいな」と答え、まさかの答えに生徒たちは「小学生」「子どもすぎるって」と爆笑していた。
そして、3つめの地獄は「糖質制限で頭に糖が回らずまともな会話ができない」というもの。「とくに大会に出る前は身体を絞るのでかなり糖質制限をする。極限の状態まで絞る。そうなると頭に糖が回らず会話ができなくなる」と語った横川先生。生徒役で出演した筋トレ芸人、お笑いコンビ・マヂカルラブリーの野田クリスタルも「感覚で言うと1週間徹夜してるときみたい」と共感した。そこでお笑いコンビ・オードリーの若林正恭が「マッチョに特化したテレビの企画あるじゃん。ああいうときは見せるために絞る?」と質問すると、横川先生と野田は揃って「身体作っていきますね」と回答。「みんなボーッとしてる状態でロケ行ってるはず」と話す横川先生に続いて野田も「でもみんな程度が一緒なんで、逆に会話が成り立つ」と明かし、笑いを誘っていた。
また、大会前の極限状態なときに「この仕事が入ると地獄…」と、とある番組を挙げた横川先生。番組出演時の苦悩を明かす横川先生だったが、どこかズレた発言を連発する先生に生徒たちからツッコミが飛び交う展開に。そのほか、「本当にキツかった」と振り返る過酷なロケや、大好きな二郎系ラーメンを食べに行く際の覚悟、“激辛大食いロケ”で起きた大惨事とその翌日に待ち受けていた悲劇などを告白した横川先生。そんな先生が授業の最後に「筋肉に沼る前に覚えておいてほしい」と語った、筋トレにハマっている人へ贈る教訓とは…? 本編は、配信後7日間無料配信中。