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【バレー】西田有志、開幕2連勝も「満足できる状態ではない」ブロック、サーブの精度「30%」

2024年10月14日 21:03  日刊スポーツ

日刊スポーツ

サントリー対大阪B 大阪B西田(右)は雄たけびを上げて得点を喜ぶ(撮影・上田博志)

<大同生命SVリーグ男子:大阪B3-2サントリー>第1節◇14日◇エディオンアリーナ大阪



昨季Vリーグ男子2位の大阪B(旧パナソニック)が同王者のサントリーをフルセットで下し、開幕2連勝を決めた。大阪Bの西田有志(24)、サントリーの高橋藍(23)の両日本代表アタッカーは、そろって17得点をマークし、ともに本拠を置く大阪の地で存在感を示した。女子は、大阪M(旧JT)が東レ滋賀に3-1で勝利。SAGA久光は3-2でKUROBEに競り勝ち、2連勝した。


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王者サントリーに2連勝して好発進も、大阪B西田の表情は険しかった。「まだまだ満足できるような状態ではない。打開しないといけない部分はたくさんある」。ブロックやサーブの精度をチームの課題に挙げ「(完成度は)30%くらい」と引き締めた。


自身のプレーにも納得していない。この日のアタック決定率は50%。新加入のセッター永露とは「ショートしないようにだけしてくれたら、あとは打ち切る」と伝えているが、コンビネーションをさらに高める必要性を痛感している。11日の開幕戦より託される場面が多くなった分、決定力アップを己に課した。


次戦19日の広島戦は、ホーム開幕ゲーム。「終盤に自分たちの良さを持っていかないといけない。今日目立った悪い点を修正していく」とした。足元を見つめ、優勝できるチーム作りを進める。