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【出雲駅伝】3位の青学大・原監督「勝つのは難しい」 全日本へ「距離伸びたほうがうちは得意」

2024年10月14日 18:20  日刊スポーツ

日刊スポーツ

表彰式を終え引き揚げる3位の青学大・原監督(右)(撮影・上山淳一)

<出雲駅伝>◇14日◇島根・出雲大社前~出雲ドーム前(6区間45・1キロ)



青山学院大(青学大)は2時間10分24秒で3位となり、6年ぶりの優勝を逃した。今年1月の箱根駅伝優勝メンバーが7人残り、今大会は5人が出走。優勝候補筆頭と目されていたが、1位の国学院大には1分0秒差をつけられた。


原晋監督は「当然スピード強化も大切ですが、持ち味となる走り込みをやった上での駅伝だとあらためて感じます」と総括。最終6区では2月の大阪マラソンを制した国学院大・平林清澄(4年)が、屋外5000メートル日本人学生記録保持者の駒大・篠原倖太朗(4年)を突き放すシーンもあり「皆さん、タイムを見れば駒大が有利だと思ったでしょうけど、マラソンランナーの平林くんが勝つ。駅伝はトラックの強さだけではないのが出てくると、全体を見て感じました。あらためて勝つのは難しい」と受け止めた。


学生3大駅伝の初戦は落としたが、11月3日には第2戦の全日本大学駅伝が控える。6年ぶりの優勝がかかる伊勢路へ「距離が伸びたほうがうちは得意なんでしょうね。選手層もあるので、区間が増えるほうが(いい)。全日本はしっかり狙いにいきたい」とリベンジを誓った。