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磯村勇斗、舞台あいさつでマイクが雑音連発「何かいる!」

2024年10月14日 17:34  日刊スポーツ

日刊スポーツ

映画「若き見知らぬ者たち」舞台あいさつに登壇した磯村勇人(撮影・阪口孝志)

俳優磯村勇斗(32)福山翔大(29)が14日、大阪市のT・ジョイ梅田で、映画「若き見知らぬ者たち」(内山拓也監督、公開中)の舞台あいさつに登壇した。


「若き見知らぬ者たち」は、20年「佐々木、イン、マイマイン」で同年の新人賞を総なめした、内山拓也監督(32)の商業長編デビュー作で同監督が原作、脚本も担当。磯村は難病を患う母の介護をしながら、昼は工事現場、夜は両親が開いたカラオケバーで働く風間彩人、福山は総合格闘家の弟・壮平を演じる。


舞台あいさつでは、磯村と福山が握ったマイクが何度も「ビリビリ」と雑音が混じった。特に、福山が話しているときに鳴ることが多く、福山は話を中断して苦笑い。磯村も「何かいる!」と声を上げ、笑いを誘った。


磯村は、福山が総合格闘家を演じるため、1年間ジム通いしたことに「こんな役者いないですよね。精神もそうですし、時間も含め犠牲にしてきたものもあると思う。それをやれるというのは彼のマインドの強さだし、いい意味で役者バカ。そこまでできる役者が近くにいるのは僕にとっても刺激。ここまでやってる役者は日本にいない」と絶賛した。


一方、福山は磯村を「同世代のトップを走る俳優」と評し、「緊張もしたし、うまくコミュニケーションも取れないかな、って言う不安もありましたけど、焼き肉を一緒に食べに行って、1枚目の肉を焼いているときから、お互いに笑顔で話せるようになった。そういう距離感の詰め方をして、オープンに接してくれた。よりリスペクトが増してます」と尊敬のまなざしで見つめていた。