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【ラグビー】南ア伝説的選手が日本代表指導 FW陣が横浜と合同練習「特別な試合」26日NZ戦

2024年10月14日 16:52  日刊スポーツ

日刊スポーツ

横浜との合同練習を前に円陣を組む日本代表のFW陣(撮影・松本航)

ラグビー日本代表のFW陣が14日、都内でリーグワン1部の横浜キヤノンイーグルスと合同練習を行った。


FWが関東圏、BKが宮崎県に分かれて始まった合宿の2日目。FWはスクラム、ラインアウト、モールの攻防などで汗を流し、23年W杯フランス大会で飛躍したフランカーのファカタバ・アマト(29=リコーブラックラムズ東京)は「スクラムで結構ドミネート(支配)できた。良かった点、学んだ点が多かった」と振り返った。


エディー・ジョーンズ・ヘッドコーチは宮崎におり、FW陣はコーチングコーディネーターのニール・ハットリー氏らが指導。元南アフリカ代表の名ロックで、通算127キャップを誇るテクニカルアドバイザーのビクター・マットフィールド氏(47)もラインアウトを中心に助言を送った。


同じ身長201センチのロック、ワーナー・ディアンズ(22=東芝ブレイブルーパス東京)らの良き指南役となっており、プロップ岡部崇人(29=横浜キヤノンイーグルス)も「ジャンパーのスキルの部分、足のそろえ方などを教えてもらっています」。FW全体で細部にこだわっている。


FW陣は15日の浦安D-Rocksとの合同練習(浦安Dパークにて一般公開)を経て、16日から宮崎で全体練習に入る。最初の照準は26日のテストマッチ「リポビタンDチャレンジカップ2024」ニュージーランド戦(日産スタジアム)。ファカタバは「どんな選手も『オールブラックスと試合をしたい』という気持ちは、どこかにあると思う。みんなにとって、特別な試合だと思う」と力を込め、よりよい準備を求めていく。【松本航】