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【出雲駅伝】5年ぶりV国学院大、4区以降で驚異の3連続区間賞!エース平林清澄「みんな強い」

2024年10月14日 16:45  日刊スポーツ

日刊スポーツ

出雲駅伝で優勝のゴールテープを切る国学院大・アンカー平林(撮影・上山淳一)

<出雲駅伝>◇14日◇島根・出雲大社前~出雲ドーム前(6区間45・1キロ)



国学院大が5年ぶり2度目の優勝を飾った。


4区の野中恒亨(2年)、5区の上原琉翔(3年)、6区の平林清澄(4年)が3人連続で区間賞を獲得。3区終了時点では首位と20秒差の3位につけていたが、後半で強さを発揮し、最終的には2位の駒大に40秒差、3位の青学大に1分差をつけた。


出走者のコメントは以下の通り。


   ◇   ◇   ◇


<1区>青木瑠郁(3年)


「個人的には(青学大の)鶴川さんに負けて悔しかった。(2区の山本)歩夢さんにいい秒差で渡せたのはよかった。1年生の時は涙で終わってしまった。そのときは平林さん、歩夢さんに助けられた。その恩を返せたのかなと思う」


<2区>山本歩夢(4年)


「箱根優勝を掲げてやってきた。まずは出雲をしっかりとって、良いイメージで全日本と箱根につなげようと話すをしていたので良かった」


<3区>辻原輝(2年)


「ライバル視していた青学大さん、駒大さんと最小限の差を渡そうと思った。チームメートや大切な人に『輝ならいける』と言ってもらえた。先輩たちに少しでもいい位置で渡そうと思った」


<4区>野中恒亨(2年)


「今年の箱根では、前田(康弘)監督から最後のミーティングで『お前は使わない』と言われて、気付いたら泣いていた。今年は監督を見返してやるぞと思って走った(笑い)。僕がこのメンバーで一番弱い。今回は楽しく走らせてもらえた。先輩方や同期、後輩に感謝したい」


<5区>上原琉翔(3年)


「アンカーにはキャプテンが待っていた。欲を言えばもっと差をつけたかったが、最後に平林さんがいると思って安心して走れた」


〈6区〉平林清澄(4年)


「(初優勝した19年に続く出雲路制覇に)自分が憧れたレースを再現しようと思った。精いっぱい走った。優勝できてよかった。『6区には自分がいる』と言いたかったが、ここにいるみんな強いので、みんなの胸を借りるつもりで走った。自分だけの走りではない。本当にみんな、ありがとう、ありがとう!」