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【出雲駅伝】青学大3位で6年ぶり優勝ならず…原晋監督「勝てると思えるタイミングなかった」

2024年10月14日 15:56  日刊スポーツ

日刊スポーツ

第36回出雲全日本大学選抜駅伝 出雲大社をスタートする選手ら(撮影・上山淳一)

<出雲駅伝>◇14日◇島根・出雲大社前~出雲ドーム前(6区間45・1キロ)



青山学院大(青学大)は3位となり、6年ぶりの優勝に届かなかった。原晋監督の「かっ飛ばせ大作戦」も実らず、学生3大駅伝「3冠」への挑戦は幕を閉じた。


1区の鶴川正也(4年)が区間賞と絶好のスタートを切り、3区では黒田朝日(3年)の好走で首位に立った。ただ、その後は目まぐるしく首位が入れ替わる展開となり、序盤の貯金を生かすことができず。最終的には5年ぶりに優勝した国学院大に1分00秒差をつけられた。


原監督は「1区から勝てると思えるタイミングがなかった」と受け止めた。今年1月の箱根駅伝優勝メンバー7人のうち5人が出走し、優勝候補筆頭と目された中での3位。「タスキをつなぐ間際の詰めの甘さが出た。あらためて駅伝を勝つのは難しい」と振り返り、「4年生はもっと貪欲に勝ちに行く姿勢が必要」と最上級生へ奮起を促した。