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【出雲駅伝】4区で駒大が首位に 2位スタート出雲市出身の伊藤蒼唯がトップでつなぐ

2024年10月14日 14:57  日刊スポーツ

日刊スポーツ

出雲大社(撮影・上山淳一)

<出雲駅伝>◇14日◇島根・出雲大社前~出雲ドーム前(6区間45・1キロ)



4区(6・2キロ)で駒澤大が首位に立った。


地元出雲市出身の伊藤蒼唯(3年)が、首位の青山学院大との4秒差を追って2位で中継所を出ると、背後についた。勝負に出たのは残り1キロ。ほほ笑むような表情でスパートをかけると、トップで5区にタスキをつないだ。


3連覇がかかる駒澤大。エースの佐藤圭汰(3年)を故障で欠き、過去2大会のように序盤から先頭争いで流れをつかむ展開は難しくなっていた。藤田敦史監督は「圭汰がいなくなったことで、駒沢としてはこの6名でしっかり戦っていくんだという意思表示をしっかり示したかった」と選手に託し、戦略を練った。5000メートルで日本人学生最速の篠原倖太朗主将(4年)を最終6区に起用し、首位と30秒差であれば逆転できると自信を持っていた。過去2大会とは異なる勝ち方が見えてきた。


2位には青山学院大、3位には国学院大が続いた。