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【出雲駅伝】当日オーダー変更発表 創価大は留学生ムチーニが欠場

2024年10月14日 11:10  日刊スポーツ

日刊スポーツ

創価大スティーブン・ムチーニ(2024年1月2日撮影)

学生3大駅伝の初戦となる出雲駅伝(出雲大社正面鳥居前~出雲ドーム前)は14日午後1時5分に号砲が鳴る。午前9時から受け付ける当日エントリー変更が発表された。


創価大は3区で留学生ランナーのスティーブン・ムチーニ(2年)から山口翔輝(1年)に交代があった。その他の優勝候補の各校は補員からの入れ替えはなく、13日の区間オーダー通りの6区間の選手で臨む事になった。


3連覇に挑む駒澤大(駒大)はエース佐藤圭汰(3年)を故障で欠く。


藤田敦史監督は「圭汰がいなくなったことで、駒沢としてはこの6名でしっかり戦っていくんだという意思表示をしっかり示したかった」とし、事前に選手変更は行わない意向を示していた。


5000メートルで屋外の日本人学生最高13分15秒70を持つ篠原倖太朗主将(4年)は最終6区に配しており、本人は首位と30秒差なら逆転可能と自信をみせている。


6年ぶり5度目の優勝を狙う青山学院大の原晋監督が掲げたのは「かっとばせ大作戦」。1区にチーム最速、5月の日本選手権5000メートルで4位と躍進した鶴川正也(4年)を置き、3区にもエース黒田朝日(3区)を控えさせる。スタートから「かっとばして」主導権を握りたい。


昨年2位(ゴール時点では3位も、その後に2位入線の創価大がドーピング失格)の城西大の櫛部静二監督は「直前になって、怪我人もなく、選手が随分とまたさらに成長した。昨年のチームを今度は超えるということで、直前には修正をして2位を目標にしております」と好気配を漂わせる。


18年大会を制した国学院大の前田康弘監督もチームの好調さを伝え、「勝負しに来ました。5年前に勝った時はですね、正直勝つ確率は自分の中ではそんな高くないなと思う中で勝ってしまったというところもあったんですが、今回は勝ちに来て勝ちたい今年は勝負の年」と位置付けた。


変更選手は以下。


<法政大>


2区 星野泰地(2年)→野田晶斗(2年)


4区安藤駿空(4年)→武田和馬(4年)


<創価大>


3区 スティーブン・ムチーニ(2年)→山口翔輝(1年)


<岡山大>


5区 岡田慧悟(院1)→赤沢京弥(3年)