2024年10月13日 22:34 日刊スポーツ
<卓球:アジア選手権>◇13日◇男子シングルス決勝◇カザフスタン・アスタナ
世界ランク9位の張本智和(21=智和企画)が、日本男子50年ぶりの頂点に立った。
同3位の林詩棟(中国)を3-1(11-9、11-6、4-11、11-5)で下し、優勝が決まると両手を挙げて喜んだ。日本勢の優勝は74年横浜大会の長谷川信彦以来、半世紀ぶりの快挙となった。
悪い流れを断ち切った。第3ゲーム(G)を落として迎えた第4ゲーム。主導権を握り、9-5からバックハンドのカウンターでマッチポイントを握った。質の高いラリーで相手のミスを誘い、最後は格上の相手を振り切った。
7~8月にかけて行われたパリ五輪(オリンピック)ではメダルなし。悔しさを胸に、レベルの高いアジアで王座をつかんだ。