11月2日にバーレーンで行われるWEC世界耐久選手権の最終戦において、LMGT3クラスに参戦するアコーディスASPチームの78号車レクサスRC F GT3陣営はドライバーラインアップを変更、コンラッド・ラウルセンが加わることになった。
このフランス籍のチームは10月11日、ラウルセンがクレメンス・シュミットに代わって、ケルビン・ファン・デル・リンデ、アーノルド・ロバンのラインアップに加わると発表した。
DTMドイツ・ツーリングカー選手権のレギュラードライバーであるシュミットは、当初のフル参戦ドライバーのティムール・ボグスラフスキーが病気により欠場したシーズン第3戦スパで初めてASPチームに加わり、第4戦ル・マン24時間レース後にチームを離れたロシア人ドライバーの代役を務めてきた。
シュミットは、第6戦サーキット・オブ・ジ・アメリカズで、ファン・デル・リンデ、ロバンとともに、9位というシーズン最高位を獲得していた。
一方、ラウルセンはル・マン以外では初となるWEC参戦を迎える。18歳のラウルセンは今年、父・ジョニー、そしてジョーダン・テイラーとともに、スピリット・オブ・レースの155号車フェラーリ296 GT3でル・マン・デビューを果たしている。
3人はクラス8位でル・マンをフィニッシュした。
ラウルセンの今年の主なレースプログラムは、ELMSヨーロピアン・ル・マン・シリーズである。フォーミュラ・レーシングが走らせるフェラーリで、父、そしてフェラーリのハイパーカードライバーでもあるニクラス・ニールセンとともに、オール・デンマーク人ラインアップを組んでいる。