2024年10月13日 10:38 日刊スポーツ
<パ・CSファーストステージ:日本ハム0-2ロッテ>◇第1戦◇12日◇エスコンフィールド
北海道旭川市出身でパリオリンピック(五輪)女子やり投げ金メダルの北口榛花(26=JAL)が始球式で“快投”した。
金メダルをつかんだ時に記録した65メートル80にちなみ、「65・80」の背番号がプリントされたユニホームで登板。やりを野球ボールに持ち替えた世界女王は自らスタンドに手拍子を求め、ゆったりとしたフォームでストライク投球を披露。抜群の制球力には観客からもどよめきが起こり、北口はトレードマークの笑顔で応えた。
これにはファンも注目。SNSでは「旭川に明るい話題をくれる人やね」「笑顔素敵すぎるやろ!」「見ているだけで、こっちまで幸せな気持ちにさせてくれますね」「やはり豪腕ですね」と称賛する声や、「コントロールを無視して、本気で投げたら何km/h出るんだろう」「外野からのレーザービームを見てみたい」など“剛速球”に想像を巡らせるコメントも投稿されている。
13日には旭川市内でセレモニーや凱旋(がいせん)パレードが行われる。