このところ、東京のあちこちで姿をキャッチされているカニエ・ウェスト。この度、元スタッフが精神的苦痛や労働法違反で彼を訴え、訴状の中で、カニエが元妻の実家であるカーダシアン家を調査させ、妻ビアンカ・センソリを尾行させるために人を雇っていたことがわかった。
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Peopleによると、現地時間10月7日、ミシガン州在住のジョン・ドウを名乗る人物がカニエに対し、ロサンゼルスにて、精神的苦痛と報復行為、労働法違反で訴訟を起こしたそう。彼は未払い賃金を含む懲罰的損害賠償と補償的損害賠償として、円にして億単位の補償を求めているようだ。
この人物はフィクサーとして、彼の起こした問題を解決する任務にあたっていたそう。カニエが設立したドンダ・アカデミーの職員から虐待について連絡を受けた彼は、他の幹部チームに伝えたところ、カニエから電話でこの疑惑を蒸し返すなら「大けがを負わせる、死も覚悟しろ」と脅されたと主張する。
また訴状によると、カニエはカーダシアン家が犯罪組織とつながりがあり、性的人身売買などに関与していると信じ、元スタッフに調査をするよう指示。さらに、妻のビアンカが一人でオーストラリアの親類を訪ねた際には、私立探偵を雇って本人に知らせず尾行させたという。
カニエは今年1月、自分でデザインしたというチタン製の義歯をはめた姿を披露して注目を集めたが、5月14日頃から幹部を多く解雇し始めており、ちょうど「チタンの歯を入れ、亜酸化窒素を摂取する」ようになった時期と重なるとし、これが「奇行」につながったと推測している。
カニエは4月にも、別の元スタッフから「酷い差別とハラスメント、報復行為」を受けたとし訴訟を起こされており、訴状でカニエがドンダ・アカデミーの生徒たちに対し、髪の毛を剃る、オリに閉じ込めるなどと脅していたことが明らかに。階段を使わせず、給食は寿司のみといった驚きの学校運営が明らかになっていた。