序盤は佐藤、山本尚貴というPONOS NAKAJIMA RACINGの2台が暫定ワン・ツーでタイミングモニター最上段につけるが、各車が続々とこれを上回って1分24秒台に突入していくと、開始20分を前に、夏の富士ラウンドで勝利を飾った坪井翔(VANTELIN TEAM TOM’S)が1分24秒087で暫定首位に立つ。
これにランキングリーダーの野尻智紀(TEAM MUGEN)が続き、3~4番手にはこのところ好調のKids com Team KCMGの2台が、福住仁嶺、小林可夢偉という順で続いた。
佐藤が再びタイムを上げて3番手に浮上するなか、ダンロップ・コーナーへの進入では国本雄資(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)が単独スピンを喫するシーンも。
今季注目のルーキー、Juju(TGM Grand Prix)はセッション中盤に1分25秒272をマーク。さらに残り20分を切ったところで1分24秒727までタイムを縮め、この時点で首位との差は約1.1秒。最終アタックでは1分24秒553までタイムを削り、21台中19番手(トップと1.636秒差)で走行初日を終えた。